映画「罪の声」を観てきたよ

うちのカミさんが、星野源の大ファンということもあって、映画に行くときは大抵自分の趣味のものになるのだが(それでも最近はほとんど一人で行くようになっちまったい)、これを観に行きたいというので、夫婦50割引もあるし、ということで行ってきました。

最近、どうも「鬼滅」と「それ以外」となるそうで、実際そのようなんだけど、この映画は土曜日の昼の会でほぼ半分の入り。今の時期の邦画でこれはいい方なのではないだろうか。

まあ原作もあるし、映画概要を見れば書いてあるんだけど、「グリコ森永事件」が下敷きになったフィクションですね。

映画そのものの評はさておき(あんなに簡単に点と線が繋がってしまうのはどうかなあ…限られた時間で話を展開しなくてはならないから仕方ないのかも知れないけど)、途中で「あ、あれ?どこかで見た風景だぞ??」という場所があった。

瀬戸大橋が頭上にかかる小さな港のすぐ横で、主人公の星野源と小栗旬が語り合う、二人の心理的な距離が大きく縮まる大切なシーンなのだが…。

そう、この目の前の海をセーリングキットを付けたカヤックで通過していました。

調べたら、田土浦公園というところらしい。
映画では多分二人の心理描写を映す為にとても静かな海でしたが、潮が流れる時は川のようになります(苦笑)。
ちなみに、あの島渡りツーリングでは、当初この港をスタートにする予定だったのですが、現地近くに住む人から、車を置きっぱなしにするのはあまりよろしくないよ、と言われて諦めた場所だったのです。
ただ、ここはかつて北前船が寄港した地。できればまた寄ってみたいものです。