CP+ 2023 カメラと写真映像のワールドプレミアショーに行ってきたよ(その2)
といいつつ、個人的に盛り上がったのは、主に動画での音楽方面のレコーダーがあるブース。残念ながらほんと、カメラ・コンパクトカメラで見るものがなかったのよ。今回も単に僕の好きなことしか書いていないので、情報的なものは何もないでござんす。自分的備忘録ということでご容赦を。
前にも書いたかもだけど、今個人的にも仕事的にも興味があるのは、
① 光学ファインダーと変わらぬナチュラルな風景を見られるファインダー
② 電子式ならスイッチを入れると同時に見られるファインダー
(今回はいくつかのブースで「それは無理です」と言われた)
③ 海水が被っても大丈夫なくらいな防水性
④ それでいてカメラとレンズで30万円以内
って感じなもの。まあ③、④は無理だとしても、スイッチを入れてからタイムラグなく、レンズのフォーカスも余計な動きもなく、見られるようにして欲しいの。今使っているα6600に至っては、一旦レンズのフォーカスを見当違いな方に探しに行ってしまうので、常時スイッチを入れておくわけにはいかないフィールドでは、静物の撮影に限られてしまうのよ。
でも時代は光学式ファインダーを駆逐してしまったし。
というわけで、「カヌーちゃんねる」も「東雲合奏団」もある私は、じゃあ動画系はどうなのだろう、となるわけで、実際面白かったのが、RODEのGIN-ICHIとティアック TASCAM。
ティアック(テアックではないのね)では、ハンディのレコーダーがこんなに進化しているとは思わなかった。32bitフロート録音対応の8トラックポータブルレコーダー。確かに興味深くはあったけど、残念ながらオーバースペック。ライブを直接録音するということはあまりないからなあ。コンデンサマイクの代わりに使えるのかな。
上の写真のキャプションで書いたけど、マイクをクロスさせるとセンターの音がしっかり録れるそうで、ボーカルなど中心となる楽器がある場合の録音に。両方に開くと、より全体的に音を録りたい時によろしいそうです。
実は音楽の方でインターフェースにTASCAMの208iを使っているんだけど、流石にインターフェース系の展示はなかった。色々聞きたいことはあったんだけどなあ。
担当の人は「音声なら当社ですから」とかなり自信のある様子ではあったけど、実際、僕レベルでは最新鋭、最高機種を使うことはないと思うけれど、コスパは十分いいように思う。
そしてRODEでもまた色々とマイクの話しを聞く。「音」というのも写真にはない重要な要素。実際、音楽でもロケの時の環境音をうまく使えないか試行錯誤の最中だし、ちょっと聞いてみると、それこそ状況と録りたい音に合わせて色々なマイクがある。
もう、どっちに行っても沼しかない状況だ。
またRODEもそうだったけど、カメラショーなのに、ゲーム配信などに対応するマイクとミキサー、周辺機器の展示があるのが面白かった。客層がかぶるのだろうか。各ブースでカメラとは別に、何を展示しているかを見るのも面白いね。
あと、会場で配布していた「用品年鑑」がこれまた随分薄くなったこと・・・。また全てのメーカーを網羅しているようでもないし、逆にここに載っていてもCP+には出展していないところもあるようで。
多分動画系はもう違う展示会の方がいいのかも知れないですな。