自粛とやらだからできたこと。

というか、そうでもしないとやっていられなかったことと言うべきかも知れない。
仕事にしろ、趣味にしろ、思い通りにいかないのだから、家で腐っていても仕方ない。「やりたくても、なかなか出来なかったこと」に挑戦する好機と捉えるよう努力している。

小生で言えばまさにこの自分WEBとCW・WEBで、まず自分WEBの方は実験ということも兼ねて、これを機会にと全て独学で作りあげている。というか今まさに作りあげている最中でもあるので、どんどん体裁が変わるのはご勘弁のほどを。


さて、以前あるシーカヤッカーであり、FRP造形の専門家の方から「いつか自分のシーカヤックを創りたいんだよねえ」、でも忙しいからいつ着手できるかわからない、と伺っていたのだけど、「こんな状況だからさ、着手したよ」と連絡をいただいた。もうオス型がほぼ出来上がっているという。それではと早速拝見させていただきました。

今はほとんど見られなくなったロングツーリング系のデザイン。
「浮かぶかどうか心配だなあ」と笑っていたが、いやいやこれはなかなかにカッコいいし(全体像はその機会が来たらで)、僕自身もツーリング派かつ撮影のために必要な機能というのがあり、それもクリアしそう。何よりも、少々体格が大きいので、既存のアクティブ系シーカヤックでは苦労することも多いのだが、自分の体格に近い方なので、その点も理想に近い。長さは今トレンドのシーカヤックと比べると長いが、分割にする予定だという。するとトランスポートや収納の可能性も広がる。
もう楽しくってしょうがない。マスクが苦しくなるくらいに色々と質問したり、小生の知識・知見はどんどん提供した。

記録として撮影されてもらった後に、久々にマニアなシーカヤック談義。ちょっと、がかなりの時間になった。

いつ完成するか、販売するかどうかは未だ分からないと言われるが、造形は素晴らしいものになるのは確実だ。さらに新素材も試すかもという。「自分が楽しむためのものだからさ」とは言われるが、かなりワクワクしているのであった。