アニメ『ガンバの冒険』45周年展に行ってきた
池袋はマルイで開催されている「ガンバの冒険」45周年展に行ってきた。
この週末は大井川に取材に行く予定だったのだけど、ガイドさんから水量が多くて無理という連絡があったので、それならと観に行ったのであった。
「ガンバの冒険」は小生がシーカヤッキングを楽しむことになる、イメージや考え方、というのかな、なんかよく分からないけど、とにかく強い影響を与えてくれた作品だと思っている。
特にこの座礁した軍艦のイメージは、自分の脳裏に強烈に焼きつき、その後おおよそ20年を経て、雑誌「Outdoor」に掲載されていた、かつて小笠原の境浦に座礁していた太平洋戦争中の輸送船をカヤックで見に行きたいと、ファルトボートを担いで父島に行くという行動に繋がった。
展示会ではこの「謎の軍艦島」のイメージ画(美術設定というのかな)が展示されていて気持ちは爆上がり。さらに軍艦島の上部のイメージイラストも。ちょっと覚えていないけど、この上部構造物のイメージは使われていたのかな。
この二つのイラストだけで、自分的には行く甲斐はあったけど、展示会そのものは、入場が無料という割には頑張ってくれているって感じ。ただお金をとってもっと充実させるってことを考えてもいいかも。
まあ先に記した通り、自分の原点の一つを認識して涙ぐむには十分な内容だったけどね。あと、ガンバ役の野沢雅子さんとノロイ役の大塚周夫さんの対談も良かった。そうか、そんなことがあったのねー、と感心することしきり。
展示会については、50周年を期待かと思ったけど、声優さんで展示されていたサインはガンバ役の野沢雅子さんとイカサマ役の堀 絢子さんしかなかったので、ちょっと調べたところ、監督の出崎氏をはじめ、メインキャストのほとんどの方が鬼籍に入られているようだし、自分のことも考えると、できる限り早く、さらにパワーアップした展示会をやってくれないかなあ、と切望する。最近普通の美術館でアニメ関連の展示会やってるしね。
そして、ガンバの冒険のオープニング、そしてエンディングも秀逸だよね。当時はそんなところで稼ごうなんてなかったから、純粋にアニメの物語の世界を描いていた。演奏も生演奏だろうしね(もしかして一発録りだったりして)。音楽にもフューチャーして欲しいと思ったのだった。いつか自分の合奏団で演奏してみたい曲の一つ、いやオープニングとエンディングで二つか。
池袋マルイ 7Fイベントスペースで、2020年7月13日まで(会期が延長されているので、また延長されるかも?!)
さて、やはりまた最初から観てみますかねー。未来少年コナンもやってることですし。
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