カヌーライフで作成したステッカー。いくつかオリジナルアイテムも作っていた

カヌー・カヤック・パドルスポーツ専門誌の礎を作ったと言ってもいい。個性が強すぎたので当時の愛好家の間でも好き嫌いは分かれるかも知れないが、業界も含めて圧倒的な存在だった。判型も大きく、写真も美しい。自分の写真が掲載された時はなかなか感動ものだった。
当時は年4回発行された。いわゆる季刊。版元は3回変わっている(編集長も3回変わっているけど)が18年続いた。

それぞれの発行期間は以下の通り
山海堂:1994〜2004年
創工社:2004〜2007年
エイ出版:2008〜2012年

小生は1996年から参加。きっかけは同誌が始めた地方通信員制度。元々は小さい編集部のため(それでも現在のカヌーワールド編集部よりは人数が多い)、地方のネタを提供するということで募集されたものだったが、当時シーカヤックを主とする編集がいなかったことと、写真がかなり良かったということもあって、カラー2Pの署名記事から寄稿が始まった。その後、フィールドガイドをメインに、主にシーカヤック、フィールドガイドも担当。フィールドの対象エリアは全て小生の提案&撮影&執筆&マネジメント。後半は企画提案も行っていった。(当時はボツとなったが、CWでは特集になった企画もある)
これでシーカヤックだけではあるけど、地方のガイドさんとのネットワークもかなり構築できた。

こちらに途中まで寄稿をまとめたブログがあるので参照ください。
順次こちらに引っ越します。
「canoeworld」水面写真師:西沢あつしのblog

ただほとんどの場合「持ち込み」扱いとなったので、製作側にとってはかなりコスパの良いスタッフだったんじゃないですかね(苦笑)。この雑誌は単純に金銭的なことだけを言えば、赤字だった。当時はフィルムだったし、LCCも無かったから。
なんかカヌー・カヤック専門誌の生き字引みたくなってしまっている自分w