カヌーワールドVol.16
価格:本体1,200円+税
発売:2018年06月28日
ISBN 978-4-8072-9602-6

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小生の担当記事は以下の通り
※画像は初稿のため、実際に販売されているものと異なる場合があります。

巻頭特集「レイクツーリングで事始め」

 カヌーをやってみたい人、カヌーを始めてみたけどどこで漕いだらいいのかわからない、どんなことをやったらいいのかわからない、という方々に向けての企画。
 湖だって、もちろん舐めてはいけないフィールドではあるけど、やはり海や川よりも安心度は高いと思うのだ。もちろん中・上級者でものんびりとツーリングをする人もいるだろう。
 ラストに湖のフィールド一覧を設けたけど(基準はその湖をベースとしているガイドサービスがあって、一般でも漕げる場所)、解放されていないダム湖や、水面での利用権をを独占している業者もいて意外と少ないんですよね、これが。日本の場合はこちらからかも知れないね。

■5つの湖からなる若狭の景勝地
三方五湖畔の宿主が漕ぎ語るレイクカヤッキングの魅力
協力:あそぼーや
 昔、カヌーライフの取材で常神半島をツーリングした時に、グランストリームの大瀬さんの紹介で泊まった宿。その時に「また漕ぎにきたいねえ」と言っていたのでが、10年くらいを経てなんとか実現。いくつかの湖を経て海に漕ぎ出ることができるって面白いフィールド。そのまま半島を回るツーリングを企画しているのだが、これまた、なかなか実現できないでいる。

◼レイクカヤックスキル編
協力:カエルアドベンチャー
 初心者、初級者だからこそ必要なスキル「リカバリー」について、半ば実験・実証も含めての記事。場所はカエルアドベンチャーがシーズンオフの間にやっているプールでのロール講習の場を利用させていただきました!
 実は開口部の広いレクリエーションカヤックのセルフレスキューメソッドって、これまでどこにも公開されていませんでした。なぜなら「まずひっくり返ることは無いから」。
 ここでわかったのは、沈して水でいっぱいになったポリエチレン製のレクリエーションカヤックは、まずセルフレスキューは不可能ということ。カヤックのプロが検証しても無理だったのだから、間違い無い。それを防ぐためにはバウとスターンに浮力体を詰めて、もし沈しても、カヤックに入る水の量は最小にすること。
 特に最近のレクリエーションカヤックはコスト優先なのか、バルクヘッド(気密ゾーン)が無いモデルもある。むしろショップには浮力体とセットにして売ってもらいたいと思っている。

■クリアウォーターカヤックス清水昭夫さん推薦!
湖ベースで楽しむためのファーストカヤックを選ぼう!
協力:クリアウォーターカヤックス

 写真は小生が撮影しているのだけど、企画と写真のみからか初稿が来ていないみたい。

特集2 いつでも一緒に遊びたい!愛犬と楽しむカヌーライフ

万水川の三連水車。観光客、パドラーともにほとんどいないという奇跡的な状態だった。

・人も犬も自由でいたい、だからカヌーで旅をする
協力:ファロスインターナショナル
・カラー6P

 ファロスインターナショナルは、折りたたみカナディアンカヌーの老舗、アリーも扱うインポーターさん。今回出演してくれた愛犬、ロックは本誌9号の表紙も飾っている。最近は年もとってフィールドでも大人しくしていることも多いというが、この取材の時は本当によく走り回ってくれた。「最近、こんなにはしゃぐのは珍しいですよ」と北村さんは言った。犬を主体にした撮影は初めてだったが、なかなかに楽しく、そしていい写真もかなり撮れたと思っている。
 そしてこの時の撮影で僕の後ろを漕いでくれたのは、昔A&Fでカヌー担当だった東村さん。速い流れの中でのカヌーコントロールを的確にやってくれました。

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