カヤックビルダーを訪ねて{ヒカリ/テクニカルK}

協力:ヒカリ
・カラー4P

 実は取材した時にはすでにカヤックの製造はしておらず、カヌー&ボート競技の常設コースの設計・施工、競技の計測が主な業務になっていたという。かつて競技用のカヤックも製造していたが、それは独立した元社員に譲り、本体としては輸入販売がメインになっているという。まあマーケットの大きさを考えるとそうなるのかな。しかし、逆にそういうコース設定を専門に行う企業ということで、それはそれで興味深いものだった。気になる人は記事を読んでみてくださいね。
 場所は小田原、というか、自分的にはかつて鉄道写真のスポットで有名な根府川に近い場所という意味で印象深かった。

◼カヌー・カヤックサークル探訪

大倉カヌークラブ
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仙台市の近くにこんな面白いフィールドがあるなんて知らなかったー。羨ましい限りです。

葛飾区カヌー協会
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都内でも身近に楽しめるところがあるのです。

それぞれカラー2Pなので、全体はぜひ本誌をご覧ください。
また取材を受けてもいいよ、というカヌークラブ、カヌー協会も募集しております。

◼家族の”絆”を深めるファミリーカヤッキングのすすめ

 今回は「カヤックフィッシング」を楽しむファミリー。なかなか家族でカヌーを楽しむという人も少なく、よくショップにお願いしたり、WEBを検索したりしているのですが、WEBの方で発見、そして知っているショップのお客さんということもあって出演を快諾いただき、取材となりました。
 場所は伊豆某所。ちょうどシイラが釣れ始めたというのでそこにしたのですが、なんども伊豆に行っている小生でも、知らなかったところ。
 また次女の希星さんはとてもフォトジェニックだったので、後日、ボート俱楽部のペダルカヤック企画にも出演していただきました。今もカヤックフィッシングやっているかなあ。

◼レジェンドたちの伝言

「遣唐使ルート漕破隊」(杉浦次雄さんほか4名)

 もうこんな遠征が行われたこと自体、忘れ去られているんじゃないだろうか。1994年、京都建都1200年祭に合わせて行われた、遣唐使が辿ったルートをカヤックでトレースするというとんでもない遠征。遣唐使ルート漕破隊。実際は当時の国際情勢に配慮したコースとなったが。こうした遠征を再度記録し、記憶してもらうのも当誌の役割だと思っている。
 隊員も住んでいるところがバラバラなので、インタビューは個別に行なったが、この企画のあと鴨川の辺りで再び結集することになり、きっかけを作ってくれたからと小生も呼ばれた。シーカヤックが冒険に使われていた頃の楽しいお話しだ。
 そしてこの時に製作され、使われたウォーターフィールドのタンデムカヤック「ホエールウォッチャー」のうちの一つ、「建都」号は小生の手に渡り、艇庫で眠っている。

◼トランスポーター専科

 今回のトランポは、トヨタハイラックスのピックアップ。やはりピックアップは男のロマンだよねえ。キャリアはメルカリとかを有効に利用してかなり安く入手したとのこと。こうしたキャリアは日本よりも欧米の方が充実しているんだよなあ。
 サンダーバード2号のように、遊び道具別にまとめたコンテナを積み替えて出撃するっていいよね。

このページも出演「車」を募集しています。ただキャリアの自作はNGだけどね。

巻頭情報コーナー「バウハッチ」

・ 新左近川親水公園カヌー場
・ clefのキャップ、ハット
など。