カヌーワールド vol.18
価格:本体1,200円+税
発売:2019年6月7日
ISBN 978-4-8072-9630-9


本家のページはこちら

小生の担当記事は以下の通り
※画像は初稿のため、実際に販売されているものと異なる場合があります。

巻頭特集は「旅が好き」

先割のレイアウトしか残っていなかった。

■日本一周を目指す二人の若きパドラー
飯山達哉さん×丹 紀子さん
日本列島巡行、シーカヤックの旅
・カラー6P
飯山さんのFacebook
丹紀子さんのブログ

 本企画をやるに当たって、絶対に若者のトラベラーを巻頭に持っていきたいと思っていた。いや、この二人がいたからこの特集をやったというべきか。二人ともWEBで情報発信はしていたようだが、それぞれお互いを知らなかったという。やはりネットの海は広大だわ。
 ただ二人とも、昔のように目標に向かって最後まで突進するタイプではなく、特に期限を設けずに自分のペースでのんびり漕いでいくという旅の形を楽しんでいるようだ。もちろんそれでも旅は旅だ。これからも楽しんで行って欲しいし、これならやってみたいという人も出てくる…といいなあ。

Topの画像は由良川を取材した時のもの。

◼️フジタカヌー・藤田 亮さんが語る旅の道具として進化するファルトボート
協力:フジタカヌー
・カラー6P
日本で旅カヌーと言えば、折りたたみ式のカヌーであるファルトボート。その老舗であり2代目の藤田 亮さんにご自身のファルトボート・ビルダーとしての歴史を語って頂いた。
 フジタカヌーの工房には一番最初のファルトボートのフレームが残されていて、最新のファルトまで並べて撮影したが、まさに日本のファルトボート、旅カヤックの歴史を記録できた感じがした。ドイツのクレッパーは博物館があるそうで、ぜひフジタカヌーも真似して欲しいな。

◼️ブッシュクラフトの技術が集結土地を味わい尽くすカヌートリップ
 広告部門の要望で小生が企画書を作成している。

◼カヌー・カヤックカタログ2019

この年の話題をホットトピックとして

 カタログに掲載するモデルの選定と、それぞれのジャンルのホットトピックスを担当しています。でもこの時を待たずに、新しいモデルは積極的にこちらにアプローチいただけるとありがたいのですが…。

 今回のトピックス、シットオントップカヤックはペダルカヤックにしました。とにかくこの年はプロペラでもフィンでも様々なペダルカヤックが一気に出てきたので、足こぎであろうと、カヤックの一ジャンルであることは変わらず、パドラー(というかペダラーって言うのかな、この場合)も、カヤックと同じスキルを持つべきと認識してもらいたいがためです。同じ海の上に出るんですからね。ちなみに「ボート倶楽部」にもペダルカヤックの記事を書きました。

 あとはカナディアンカヌーの新素材の件。今やロイヤレックスのカヌーはプレミアがついていると言う話。裾野を広げるためにも早く代替品がリーズナブルな価格で出て欲しいものです。

次に続きます