今更ながらかも知らないけど、Eos 90Dにしたよ。

レンズとストラップの使用感がすごいな^^;

自分の目で気分よく風景を見たいから、レフに戻ることにした。

今まで長らくCanonを使っていたが、Sonyに移行していくことにした昨年。
と言うのは、やはり動画撮影も視野に入れた機材にしなければ行けないと思っていたのだ、その潮時が訪れたと判断したのだ。

スチールとムービーを1台のカメラ、しかもカヤックと言う不安定な乗り物に乗りつつ撮影をすると言う条件に合う機能はもちろんのこと、携帯性に拡張性、そして予算からの最適解がα6600(とそのレンズ群)と判断。大方のCanonの機材を下取りに出して、基本のレンズ群も合わせて(ただ動画だとマイクとかも買い足す必要があった)揃えた。

ところがである、ここ半年ほど平行運用してきたら、とりあえず残しておいた70D(だって80Dは水没させちゃったんだもん)の出番、というか、スチールがメインの場合は手に取っていることがすごく多かったのだ。

なぜか?

それはやはり自然の風景を物理的反射によって、自分の目に直接アナログ入力がされる「レフ」と言う機能が心地よいから(自然だから)に他ならない。

今の最新式、最上位機はどうかわからないが、自分が使うレベルでは、電子式モニターの色の違和感(ちょっと前に比べれば、性能は格段に上がってはいるんだけどね)はどうしてもあるし、縦横にフレームを変えたときの遅れ感、連写の時のカクカク感はどうにも慣れなかった。
プロなんだから結果が良ければいいじゃん、と思われるかも知れないが、結果は印刷原稿に使うには双方十分。であれば、こちらも撮っている時にキモチ良い方がいいやん。
もうこうなると、「一眼レフ」は機能そのものではないか。

今までは「ミラーレス」が機能として語られていたのは、そちらの方が少数派だったわけで、今はもう一眼レフの方が希少な機能となってしまった。
実際、この90Dも後継機は出ず、ディスコンという噂もある。まあ今のCanonの製品の方向性を見るとさもありなん。
しかし、ムービーの場合はこれらが気にならないから面白いもんだ。

ただ今までの70Dではいかにも動画の性能は厳しい。

と言うわけで、元々70DをSony機に買い換える準備はしていたのだけど、動画も4Lで撮れる90Dに替えることにしたわけだ。

自然の風景をアナログで見て、それを切り取る。
作品を作る楽しさの一つなのではないかと思うわけである。

カヌー、カヤックの雑誌を作ってはいるけど、その前にカヌー、カヤックの風景の中にいること自体を楽しみたいわけだし、それを見るのは人の目。インターフェースはなるべく少ない方がいい。