TOKYO AUTO SALON 2023(東京オートサロン)に行ってきた(その2)

続いて三菱自動車。
昨年はPHEV一辺倒になっちゃってどうなるかと思っていたけど、今回は「デリカミニ」の発売前ということもあって、アウトドア色の強い展示になっておりました。

というわけで、5月に発売予定となっているDELICA MINI。ルーフ長いっぱいのキャリアがついている。ふと気づいたけど、ここに展示されているデリカミニの全てにルーフレールがついている。ちょっと聞いてみると「標準装備」になるそうな。アタッチメントもフィックスドポイントではなさそうで、ルーフキャリアの設置位置の自由度は高い(購入予定者は発売時に確認してね)のはいいところ。ただ、一番気になるのは対荷重。最初に聞いた人はわからないと言われ(しっかし、いきなり対荷重とか聞かれるだろうとは思わないよね)、デリカの担当者に直接聞いてみた。が、その人もわからず、数分待たされて聞いた答えが

「30kg」!

SNOW SURVIVORのルーフキャリアはこの展示会用に作られたワンオフものだそうだ。
ベッドキットも純正オプションとして販売を検討しているそうだ。ただメーカーとして車中泊使用を前提とするなら、オプションでいいから、遮音性、特に防寒もセットに考えた方がいいと思う。

もちろん、ベースキャリアをつけたらその分落ちるわけで、アタッチメントを含めて実質25kg程度だ。これだけ背の高い車だから、まあそんなにたくさんの荷物を屋根に積む人は少ないと思うけど、普通の軽自動車と変わらないジャン。いやこれだけハードなイメージで売っているなら、50kgは欲しかったなあ。まあでも硬派な感じだし、車全体は売れそうな感じはする。

しかし展示している車の90%がルーフカーゴつけているのよ。どういうことか聞いてみたら「やはりアウトドアで使われることをイメージしまして」だそうで、どうもカゴをつけることがトレンドになっているらしい(というか、カゴをつければアウトドアっぽいっていうイメージもどうかと思うけど)。カゴ自体でそれなりに重量はあるのだから、ルーフの対荷重を強くするなり、フィックスドポイントを増やすなり使い勝手も良くして欲しいなあ(そういう意味ではデリカミニのルーフレールは正解)。


スバルは「暮らし」「アウトドア」「モータースポーツ」の3本を軸にした展示とのことで、
そのアウトドアの展示は、MTBがメイン。

せっかくたくさんの小技を入れているのだから、できればもっと車の近くに寄りたかった。


せっかく日本カヌー連盟のスポンサーをしていただいているのだから、カヌー・カヤックを絡めた展示もして欲しいなあ。よろしければご提案します(全方位お願いですが)。

・・・さらに続く。