TOKYO AUTO SALON 2023(東京オートサロン)に行ってきた(その1)

到着した時はこんな感じ。まだまだ白が多いね。

まず行ってみたのは、事前にアウトドア仕様の「ルノーカングー」が展示されるというダンロップブースから(ルノージャポンじゃないんかい!)。
しかし展示用の新モデルの輸入もままならないと聞いていたのによく入手できたなー、と思って行ってみたら前のモデルだった(2015年式)。しかも会期中にペイントを完成させるキャンパスとして使われるパフォーマンスだそうで、ダンロップの考えるアウトドアとはこんなものかと、かなり失望。ほとんどの人は、あのプレスをみる限りはカングーをアウトドアで使うにはこんな感じにいじったらどうだろう、という提案を期待すると思うのだが。
しかも観に行くタイミングで展示状態が異なるというのはどうなんだろう。どうせなら参加者に自由に描いてもらうキャンバスにした方が良かったのではないか。

気を取り直して日産ブースへ。
GT-RやフェアレディZも大好きだけど、その辺りは得意な人はいくらでもいるので他に任せて、例によってルーフ周りのチェックへ。

一瞬6輪車かと思ったら後はトレーラーだった。ちょっと近すぎる感じがするけど、曲がるのかな。

その前に個人的に気に入ったのが、コンセプトカーの「ROOX SUITE CONCEPT」。 
トレーラーにはピアノが積んであるの。好きなところに運転をしていって、ストリートピアノならぬ、フィールドピアノが楽しめる。楽譜がipadに映されていたのが、わかっている人がやっているよね。
スピーカーが椅子の下に吊ってあるみたいなんだけど、なぜ、どうやって椅子の下に吊るすことにしたのか聞いてみれば良かった。
いっそバンドの機材を積んで、開くとステージになっているような(トレーラーヘッドを電気自動車・もしくはPHEVにして、電源はそこから供給)なんていう車を提案したいなあ。

さて、カヌーワールド的な注目は、「Powered Base for PRO」。
日産のWEBページでの説明では、「現場でプロ(PRO)の活躍をサポートする基地(Powered Base)を実現するコンセプトカーです。日産リーフの再生バッテリーを活用したポータブル電源や太陽光パネルを搭載。大容量の電力供給により、移動する事務所として、“現場”での機能をフルに発揮します。プロのニーズを満たす可動式工具棚や、冷却と除菌効果のある空調システムなど充実の機能を満載」とのこと。

ベース車両はもちろんキャラバン。でも僕が注目したのは、ルーフのスライドキャリアだ。
ベースが(僕も使っている)プロフェッショナルなのでThuleなのかな。アタッチメントは商品化されているのだろうか、というわけで日産の担当者さんに聞いてみると、ベースキャリアは市販品だが、アタッチメントはこのショーのために作ったものだそうだ。なので、展示会用のワンオフもの。残念。

プロフェッショナルバーには裏側にもT-スロットが切ってあり、アタッチメントを流し込めるようになっている。それをうまく使ってスライド式にしているようだ。
(結構よくできているように見えるんだけど、日産公式のHPには解説がない。もったいない)。

カヤック用のハル・ア・ベータはあるけど、キャンプ道具やファルトボートなどをルーフに積むのであれば、あると嬉しいよね。

こうした場は消費者の声を拾うところでもあるので、商品化して欲しい場合は担当者に伝えていくといいと思います。

その2に続く

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