いわゆる虫の知らせっていう奴が届いたので。(カングー専門店巡り)

もうネタバレで。このカングーと運命的な出会いをしたと思っています。

原稿を入れた後に出る初稿が出てくるまでの時間ができたので、もう買う気まんまんで、カミさんをレジアスエースに乗せて先の店に向かう。なにせフォルクスワーゲンT-3ヴァナゴンで存分に苦労をかけてしまったので、そういう車でないことを納得してもらう必要があったのだ(ちなみに今もまだ警戒は解けていないけどね)。

まず一番最初にいった専門店へ。
前回とは異なる営業担当だ。
先にここで働いていたという人の名前を出したが、知らないという。
まずはレジアスエースの下取り価格を出してもらおうとしたが、10万km以上走行している車は買い取らないと言われる。

大体カングーの説明は受けていたので、あとは実際に購入する車探し…。
たくさん並んではいるのは流石で、中に一台、良さげな個体があった。
「これ、いいですね、見せてくれますか?」
「あ、たった今売れました」。
「マジ?」
今、奥で商談しているという。
まあ、そういう車なのかねえ。
ついでなので、店の奥の様子を見せてもらった。
なるほど・・・。
まあ僕なりに感じることがあったので、それはまたどこかでいずれ。
納期も二ヶ月「は」かかるという表現に変わっていた。

「たとえば予算を伝えておけば、それにあったものが出てきたら連絡してくれるなんてできますか?」と聞くと、いいですよ、というので伝えておいた。伝えた時には多少の期待はあったが、小さな疑問が大きくなってきたので、帰りの車の中で、かみさんにもう一店、実家の近くにカングー、というかフランス車専門店を見つけていたので、どうしても行ってみたいと伝え、家からそちらに行き先を変えた。

今考えたら、それが俗にいう「虫の知らせ」だったのかも知れない。

実際、あれから一ヶ月以上経つが、先の店から全く連絡はない。
まあ本当に出てこないんだろうな。

そうそう、ショップで話すときは、なるべく実際に整備に携わっている人と話しながらメンテナンスポイントを聞いていくことにしている。そうすれば大体の交換パーツや交換の時期から維持費を想像することができるのだ。この部分はT-3を持っていた経験が生きている・・・のかな(もっともこの段階で話ができない、もしくはしたくないというショップは、さっさとパスですが)。

そして約1時間後、その店の前に降り立つ。
レジアスエースから降りるとき、前の方に鮮やかなブルーのカングーが見えたが、きっとお客さんの車なんだろうなあ、と店の中に入っていった。