東京オートサロン2024に行ってきたよ(その1)

キャッチの狐のおねーさんは、いすずトラックのブースで出会しましたw
上の会場の画像、人が少ないように見えますがプレスタイムだったからだと思います。一般入場が始まったらそれこそ身動きが取れないほどに・・・。

さて、世界最大級のくるまの祭典「東京オートサロン」が始まりました!
かつては走り屋の祭典という感じでチューンドカーがメインだったこのイベントも、(もちろん当時の無残りはあるが)今やメーカーそのものが参加して、より現在に近いコンセプトカーやデコレートカーが展示・提案されるようになりました。どんなショーなのかは一般的なニュースやクルマ関連の媒体にお任せすることにして、こちらはやはり「カヌー、カヤックのトランスポーターとして使えるのか、使えるパーツはあるのか」をテーマにご紹介したいと思います。

車に流行りがあるように艤装にも流行りがある。これまでは「ヘビービューティさ」をアピールするのに、ルーフバー+バスケットタイプのアタッチメントや、ルーフトップテントというアイテムが使われてきたが、今年は「ルーフデッキ+防水トランク」がトレンドとなっていたように思う。ルーフデッキはその名の通りデッキ状のアタッチメント。その上に防水トランクを載せているRV、オーバーランダー系の車が多かった。逆に言えば、それをやっておけばハードなアウトドアっぽくならない?と思われているような感じもしたけど・・・。
僕のカングーにもスーリーのキャプロックを装着していて、なんだ流行を追っているのかよ、と見えなくもないけど、明確な使用シーンが浮かんだからそうなっているので、おいおいお披露目させていただければと思っています。

さて、ルーフに載っているさまざまなトランクの中でも、目を引いたのは「LEITNER」というブランドのもの。扉が横開き、完全防水で飛行機のトランクみたい。これはTOYOタイヤのブースに展示されていたスバル・アウトバックの上に装着されていたものだけど、これを扱っているインポーターのブースも出展しているようです。
実際、ルーフデッキやコンテナのラインナップは昨年よりも増えたように思います。ランクルやピックアップ系、ハイエースなどルーフが頑丈な車をお持ちの方は、チェックポイントでしょうね。

そして目を引いたのがこれ!
空中に浮かぶカヤック。これはやはり現場に急行するでしょうw
場所は三菱自動車のブース。カヤックを始め、MTBやスノーボードなど、車+アウトドアスポーツで見せていくという演出なようです。
カヤックと組み合わさられたのは「アウトランダーPHEV」。価格帯からも高級車の部類に入ってもいいSUVである。
しかし・・・ですね。浮かんでいるカヤックがオルカヤックに彩色したものなんですよ。パドルはアルミシャフト、ビニールブレードの安いやつ。いや悪いとは言いませんが、せっかく吊るすのだったらも少しカッコいいのにしてほしかったかなあ。
後ろに回ってみると、シットオントップカヤックが置いてある。これももう少しチョイスに工夫できなかったかなあ。床に光っている部分は水を表しているそうで。
「どこがカヤック仕様なのですか?」と聞いてみると、ラゲッジルームに敷いてあるシート(ラゲッジプロテクター)のがそれを表しているとのことですが・・・。

いや、それよりもヒッチメンバーがついてるジャン!
以前、前モデルのデリカD5にはメーカーオプションでヒッチが付けられるので、それの啓蒙のためにタイアップ広告を作ったことがある。しかしモデルチェンジでなぜかヒッチが無くなってしまったので(車自体はハードユースなイメージなのにね)、その後は何もなかったんだけど、アウトランダーでヒッチが復活したそうなのだ。「それ、もっと前面に出した方が良くありません?」と申し上げておきます。国産のSUVでヒッチが付けられる車はそうないのでは??
何よりもこれがあればもっといろんなものができるのに。さらにカヤック(ウォータースポーツ)に関してはもう少しマシな展示ができるのに、相変わらずもったいないなあ、と思う同社の展示なのだった。
しかし久々にカヤックを全面に出した展示でもあるので、ぜひ見に行ってください!

そしてこれは豊田自動織機が出展していた「RAV4アウトドアライフスタイルパッケージ」。

YAKIMAのスキニーと斜め積みタイプのカヤックアタッチメントの組み合わせは、以前の僕のカングーでもやっていたことですね。ウォータースポーツのアイテムの積載には、ルーフを効率的に使えるカッコいい組み合わせかと思います。
ただ残念なのは・・・バウのタイダウンをベルトでやって接続にS 字フックを使ってるんだよなー。これ、走るとバタバタうるさいし、そのブレによってS字フックだと外れてしまう恐れがある。指摘させていただくと改善するとのことでしたので、もしかしたら細引に代わっているかも知れません。ただ正面切ってしっかり積載していた数少ないブースなので、こちらもぜひ見に行ってください。トレーラーも検討しているみたいです。こういう協力メーカー(というのかな)がもっと遊びに振ってくれると、俄然面白くなると思うのです。

上と全く別のブースですが、パックラフトをルーフに縦積みってww
アタッチメント付いていたけど、ちょい置きですよね。まさか走る想定ではないですよね。

カヌーやカヤックって積載すると独特なイメージになるけど、「安全で・カッコいい」積載方法があるので、ぜひご相談ください(→各社さん)

(その2に続きます)