小特集:セーリングカヤックは楽し! 「エトピリカ」

こちらも僕が長い期間温めていて、二つの要素が揃ったので実現した企画。

この小特集の中では、「エトピリカ」「YT17」、そして「カヤックセールキットLight Sail 1.0」を担当しています。

まずきっかけとなったのは、2015年3月に開催されたヨット・ボートショーで、初めて「エトピリカ」。セーリングカヤックそのものの存在は知っていたけど、この只者ならぬスタイルに新たな可能性を見て、いつか試乗&取材をしたいと思って幾歳月、なかなかメーカーである光源舎オートプロダクツとスケジュールが合わなかったところに(なにせ北海道にあるメーカーさんなのだ)、後述するけど自分が進めていたセーリングキットの完成が見えてきたので、「セーリングカヤック小特集」を企画化して取材の打診をしたところ、なんと関東近辺までエトピリカ1,2双方を持ってきてくれることになった。それではせっかくだからと、舵社の看板雑誌である「KAZI」の編集に企画打診したところ、雑誌内の連載にて掲載することになったので、W取材となっております。

カヌーワールドの取材の方は「ソルティーズ パドルスポーツ」の山本トムさんに依頼。彼は最近ヨットの共同オーナーとなってセーリングも勉強しているということを聞いていたので、館山という場所の良さも手伝って、お願いしたのでした。

ただ、1日で二誌の取材となったので、ちょっと僕がじっくりと試乗するというわけにはいかなくなってしまったけど(苦笑)。

今時点ではまだ「KAZI」誌の掲載を確認していないけど、こちらはシーカヤックがベースでセーリングも楽しむ「パドラー」。あちらはヨットがベースでパドリングもやるかも「セーラー」が記事を作っているので、双方読み比べをしてみたも面白いかも知れませんね。

ちなみに、トムさんのインプレ(文字数の関係で載せきれなくてゴメン)。

・微風でも速度が出ること
・アウトリガーが付いているので安定感が大変良いこと
・コックピット、カヤックのボリュームが十分あること
・パドルホルダーがとても使いやすかったこと
・ジブのセールにファーラーが付いていてセールの収納が早いこと
・タック、ジャイブが大変容易
・センターボードも上げ下げが容易

そして、「これ(セールカヤック)で島横断の遠征をやってみたくなったなあ」とのこと。はい僕もですよ。
というわけで、詳細の写真や説明はぜひ本誌をご覧ください。

ちなみにこのエトピリカ、今なんと販売開始5周年記念として、シングル艇【ETUPIRKA1】のモニターキャンペーンを実施中とのことです。限定6艇で、定価より30%オフ!!
詳細は、同社のWebページまで

次は、「YT17」です。