「カヌーワールド」2022年、今年もよろしくお願いします。
旧年中は読者の方々をはじめとして、取材に協力いただきました皆様、スポンサードいただいた皆様におきましては、おかげさまで、世間的には大変な年であったに関わらず、予定通り年2回の発行ができまして、誠にありがとうございました。大変感謝申し上げます。
個人的には喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきますが、今年も良い年、良い意味で記憶に残るように、止まらず、前を向いて進んで参ります。
・今年2022年も例年と同様、春と秋の刊行を予定しています。
・今年こそフィールドガイド集「カヌー・カヤックルート66(仮)」を刊行します。
・箱はできている動画サイト「カヌーちゃんねる」の充実は図っていきたいですね。
そして社会的状況にもよりますが、今年こそカヌー・カヤックイベントを実施してみたいですね。
実は自分の別の活動にてお声を掛けていただいているイベントもあり、実施が確定したらアナウンスさせていただきますが、やはり「カヌーワールド」として作っていくイベントをやりたいと思っています。お声がけもお待ちしております。
その他にもWEBサイトの構築、汎用セールキットに続く新製品の開発提案など、カヌー・カヤックの世界がさらに広がるように、現在アウトドアブームと言われている状況から、水の上からさらに自然と親しめるような情報を皆さんにお届けできるように、頑張って行きたいと思っています。
ただ昨年は、自身の加齢による身体の経年劣化による病気や怪我などによって、ライフステージの進行によるカヌー・カヤックの楽しみ方も変わってくるのだろう、ということは身をもって実感しています。
僕がカヌー・カヤックを始めたのは1991年、ファルトボートでの川旅からでした。数年後にはカヤックの上から写真を撮り始めて、96年にシーカヤックフォトグラファー・ライターとして媒体デビュー(その頃は雑誌しかなかったけどね)し、今年はパドラーとして31年目、フォトグラファー、ライターとしては26年目に入ります。
相変わらず、これだけでは食えない業界ではありますが、その前に「一生パドリングします」というためにはどうするかということも、自分自身の体験を元に、こうやって行けばいいんじゃないかなあということも試していければと思っています。基本的には「カヌー・カヤックで旅することが好きだから」、こういうことをずっと続けてきているわけですから。
同好の士の皆様とは、ぜひ、水の上でお会いできればと思っております。
カヌーワールドディレクター、プランナー
そしてフォトグラファーでありライター
なんといっても水の上の旅人
西沢あつし