東京アウトドアショー(TOKYO OUTDOOR SHOW 2023)に行ってみた。

もうすでに昨年1年分のポスト数を超えてしまった。

オートサロンの横で開催されている「東京アウトドアショー」で気になったところをいくつか。

「RX OUTDOOR CONCEPT」もルーフを改造してルーフトップテントを装備。ルーフのRに合わせた台座はワンオフだそうです。

トヨタはオートサロンとアウトドアショーでしっかり展示を切り分けていて、アウトドア関連はこちらに、「LEXUS/TOYOTA」として展示されている。・・・のだが、その展示車、ランクルやハイラックスではなく、レクサスシリーズや先日フルモデルチェンジをクラウンなのだ。

レクサスRX450h+をベースに改造した「RX OUTDOOR CONCEPT」は、ルーフトップテントを積載。どこのメーカー?と担当者に問うと、ファイルを開いて「FELDON SHELTER」との回答。想定された質問なれどレアって感じ?ニュージーランド製のようですね。

そしてその後方に見慣れぬ車が。聞いてみればモデルチェンジ間もない「クラウン」とのこと。マジか。後方に回るとなんとヒッチメンバーがある。お、ついにヨーロッパ車並みに通常オプションとしてヒッチを考え始めた?

これについて担当者に聞いてみると、よくぞ聞いてくれましたと言わんばかり、フレームは750kgくらいのトレーラーなら十分引くだけの強度があり、今は展示のために「とりあえず」つけているが、要望が多ければフレームから取り付けられるようメーカーオプションとして揃えることも考えているという。

ルーフキャリアも付くんですか?と聞いてみると(なにせ、アウトドア用としても売り出している新型シエスタにも純正キャリアを設定しないメーカーなのだ・発売当初)、サードパーティだとどうしてもフックが目立つので、フィックスポイントをわざわざ作ったそうだ。

トランクとの仕切りも大きく穴を開けて、4:6の分割で倒れるようにしているという。さらにラフロードを走れるように最低地上高もあげている。いくつかクラウンの記事を見たけど、ここまで言及しているのはなかったな。

何よりもトヨタさん、やればできるんじゃん。それを通常モードにしてよ。

んで、なんでクラウンを選んだのか聞いてみると、「フィールドに遊びに行くとSUVが溢れていて、もっと目立つ車で行きたいという要望がありまして」というなんだかなあという理由。まあいいか。
いずれにせよ、ヒッチやキャリアがメーカーオプションとなるかどうかは、「ユーザーの声」次第だそうだから、どんどん欲しいといってみよう。他の種類でも。


このフェイス、どこかで見たことがあると思ったらT-3ヴァナゴンじゃん。丸目2灯のカラベル仕様もあったけど。もちろんベースはハイエース。

キャンピングギアも色々あるけど、目についたのはこのAD SWAG。夏ならキャンピングベッドの上に載せればいいもんね。フレームが空気を入れることでテンションを得るんだけど、ポンプの大きさをとるか、フレームをとるか。ただ値段がなあ・・・。


もう一つ、東京オートサロンの方で気になった車を忘れていました。

スマイルファクトリーのオフタイム・トラベラー。

ポップアップルーフはオフタイムシリーズにオプションでつく。

いくつかあったポップアップルーフの車の中で、サイドから持ち上がるタイプは初めて見たので(かつてフォルクスワーゲンT-2 キャンパーの中でもドアモービルが横開きのタイプだった)、話を聞くと、日本ではやはり初だそうで、このポップアップの仕組みは特許を取ったとのこと。
足元も広くとれるので、なかなか良いと思います。話しを聞いたところでは、持ち込みでも対応するとのことだけど、その場合、ボディに歪みがあると難しいのと、構造変更になるとのことです。
まだまだ軽キャンパーも熱いですね。

東京オートサロン、東京アウトドアショーともに1/15(月)まで。