東京オートサロン2025 in 幕張メッセ カヤッカー目線で気になる展示

この車、フィッシングカヤックを積載することを想定した小物がついているので、てっきり開発者にカヤックフィッシング愛好者がいると思ったのですが、釣り好きはいるものの、カヤッカーはいないとのことでした。

2つあるルーフボックスはダミーとのことだけど、一方にロッド、一方にファルトボートのパーツを格納できますねと言ったところ、「それはいいですね!」という返事。

ブッシュバーとリアバンパーには折りたたみ式のフック。牽引まではできないけど、カヤックのタイダウンを想定したフックだそうだ。これ、実際にあったら嬉しい装備。

フロントとフェンダーにはロッドを立てるためのバーを用意。この他にもボンネットに小物を置いても滑りにくく加工してあったり、グラブを挟むために、クォーターウィンドウにカヤックのようにバンジーを埋め込んだりと、なかなか細かい改造がしてあった(SUZUKIのホームページにはそこまで細かく解説していない)。

ただ残念ながら、あくまで参考出品ということで公道は走れないそうで。

そして、せっかく展示してあるファルトボートもサイドスポンソンに空気が入っていなかったりとちょっと残念な組み立てになっていた。

だからカヤックは知っている人に聞いてねとあれほどww


車中泊界隈の一般化によって一気に広がったルーフテントだけど、今までのものはルーフ全面を使ってしまうか、片側だけだとしても展開時にはそれなりのスペースが必要になる大きさだった。

会場を歩き回っていたら、たまたま一人分らしいルーフテントを発見した。しかも立ち上がり方が独特で、ルーフ部が一枚板もののよりも、広いスペースが確保できる。

ジムニーについていたのでちょっとカヤックは厳しいかもだが、3ナンバークラスでルーフが広い車であれば、カヤックの一艇くらいは縦置きでいけそうだ。ちなみにこのルーフデッキは「クロスロード」というブランド。

その他にも、ルーフラック系で目についたのは「RHINO-RACK」。囲いのない板状のデッキにT-Trackのようなレールが切られ、アタッチメントを滑り込ませてネジで固定する。ただ、こちらではT-Trackとは言わず、ジフロックというみたい。
まだカヤックアタッチメントはないそうなので、インポートを期待しよう。

というわけで、ちょっと特殊な視点の感想などを。
明日・明後日の2日間、ぜひ行ってみてくださいな。
しかしプレスデーなのにすっごい人出でした。ちょっと覚悟が必要かも。