カングーの専門店を渡り歩く(その1)
さて、車種は「ルノー・カングー」である。
新車はもう買えないから、ヨーロッパの「ちょい旧」車である。
日本車ではない。
これがどういう意味か。
詳細は今後始める予定のカングー専門ブログに書く予定だけど、こういう車って、良い個体をキャッチできるかはある程度運もあるし、日本車では「これは故障だ!」とめくじら立てるようなことはメンテナンスの範疇で、むしろ予防を貼っていくしかない。
それも限られた予算内で。そりゃ、お金に糸目をつけなければ、いくらでも維持できます。
つまり、車を買う以上にその後も末長くwお付き合いできるショップを探すことが、まず第一なのだ。つまり、モノだけ安く買えばいいというものではないのである。
前のフォルクスワーゲンT-3ヴァナゴンの時には酷い目にあったので(購入したショップはその後夜逃げ、都内ではなかなかショップが見つからず、結局大きなメンテは大阪まで持って行っていた・詳細はclubT-3参照)
というわけで、そのお店へ。
購入意向はあるけれど、まずはとにかく自分の考えている予算の個体はどの程度のものなのか、そして実はカングー自体さほど知らない(WEBで調べてみたら、実にさまざまな派生モデルがあり、ようやくいわゆる「コカングー」と「デカングー」の2種類があることを知ったくらい)ので、色々と聞いてみる必要があるので、最もたくさん在庫がありそうなところを選んだのである。
しかしこの時は椎間板ヘルニアの絶頂期?で、運転どころか、少しの時間も立っていられない状況。息子に頼んで現地に向かった(ほんと休めない性格なのだ)。
ついてくれた営業の話によると、ここのところ急に引き合いが多くなって、いい車はすぐ売れてしまうという。ここで一通りカングーの説明をしてもらった。いわゆるカングーⅠ型とII型の違い、車内の装備など。ただⅠ型は修理依頼が多くなっていること、良い状態のものが少なくなっていることなど。自分の予算的には、Ⅱ型前期タイプで少々走行距離の多いものしかないかなあ、など。気になるのは「納期は二ヶ月(早くても)」という点である。
ところで、皆さんは何を選択の基準にしているんですか?と聞くと、間髪を入れず、
「色ですね」
という答え。
そのため、同じ状態、走行距離によっても色によって値段が大きく変わるそうだ。
うーん、特殊すぎるww
で、その店に行って対応いただいた方が、まあ当然というか、技術的な質問に入っていくとわからないというので、メンテナンス担当の人に引き継いでもらい、椎間板ヘルニアの腰が痛くて立っていることが辛くなるまで聞いてみて、とりあえず簡単にメンテナンスポイントを伺いことはでき、おかげさまで、とにかくカングーという車の輪郭はくっきりとした。
やはりこの車にしよう。
とりあえず、この日はこれで帰ることにした。
ところがこの写真をFacebookにアップすると、なんとここで働いていたという人から連絡をいただいたのだった。