【装着テスト】汎用セーリングキット「ライトセール 1.0」、フェザークラフト「ヘロン」への装着

カヌーワールドの好評連載中の「トランスポーター専科」、次号は、日産・ラシーンに乗る金子さんを取材させていただいたのですが、同時に私がプロデュースした汎用セールキット、「ライトセール1.0」を購入され、ご自身がお持ちのファルトボートやシーカヤックへの装着状況について、レポートをいただきましたので、まずは本ブログにて簡単に紹介させていただきます。

左右に厚い方のスペーサーを入れました。(写真は入れる前)
バウ側にカラビナを付けました。D環の代わりにデッキラインに4つロープを設置しました。
デッキラインに帆の力がかかると思ったので、スターン側に補助のロープを入れました。
ちょうど良さそうな場所にD環があるのですが、力が掛かった時にどうなるか心配だったのであえて使わなかったです。
この状態で少しマウントの隙間(横に指が入るぐらい)ありますが、しっかりついていると思います。
少し固めのウレタンスポンジとかを挟めば良いと思います。

ハッチの位置に近いので、マストを倒すとハッチの厚みと干渉して少しコックピット側が浮いた状態になります。

左右のマウントベースの幅を少し調整できると、もっと自由度が出てきて良いと思いました。マストに向かって張っているロープを少し内側に移動しても良いなら、マウント用の穴を1センチ刻みぐらいで、2つぐらい空けてもらえると、ヘロンであれば隙間なくピッタリつくと思います。マウントベースを少し狭めれれば、バウ側に移動できるので、ハッチとの干渉もなくなります。

「(基本的には)クルーソーベースなので、ピッタリってわけにはいかなくて当然ですが、少し工夫しただけでここまで簡単につくとは驚きです!!そしてカッコいい」とのことでした!


 フェザークラフトの「ヘロン」は、元々セーリングでの使用を想定して、デッキにマストを立てるためのホールが開いていたりします。僕はこの仕様に興奮したのですがw、今やオプションとはいえ、フェザークラフト純正のセールキットの入手は困難ですからね。ぜひ、このライトセール1.0を活用してもらえればと思います。