頑張れ、熊本。頑張れ、ランドアース。

数年前、CWで取材した時の球磨川にて

忙しさにかまけてブログの更新ができないでいたら、もう1週間以上経ってしまった。
忙しさの理由の一つに、ここ数週間の取材が全てリスケになってしまったこと。
理由は、コロナがようやく一段落したかと思ったところに発生した、この一体どうしたことかの長く激しい梅雨(ちなみに小生自身は東京でいくら感染者が増えようとも、重症化患者数と検査数を一緒に公開しない今の報道はおかしいと思っている。結論としては収束している、なのだ)である。

小生の場合、贅沢に時間とお金を使えるような取材ではないので、一つの遠征にいくつもの取材を組み込むので(そうしないとCWでは取材費すら出ないのだ)、自分のスケジュールと合わせてパズルのように組み合わせていく。もちろん先方の都合もあるので、一回や二回の調整ではなくなってしまう。すぐに返事をいただけるところばかりでもないし。

しかし、昔は梅雨といえばシトシトジメジメだったと思うのだが、ここ数年はここは熱帯の雨期かと言わんがばかりの凄まじい雨が降るようになってしまった。一年分の降水量はさほど変わらないが、そのほぼ半分がこの数週間に振るという表現もあったろうか。

しかしこの雨、小生の場合はスケジュール調整でなんとかなるのだが、調整すらできなくなってしまっているところもある。
熊本だ。そしてその範囲はさらに広がる可能性が大きい。

まずはともかく人吉。球磨川は結構前になるが、CWのフィールドガイドの取材で訪問している。ガイドしてくれたランドアースの迫田さんは、球磨川のラフティングガイドの草分け的存在だ。

そんな状況であっても、ラフトボートを使って救助活動に当たったという。
救助当時の様子(NHK 7/5)

「ボートさえあれば」逃げ遅れた15人、九死に一生 屋根上からの救出劇(西日本新聞 7/6)

先日、Facebookに同社の仲間から迫田氏の無事と、今は対応に追われているので、ただの生存確認であれば遠慮して欲しいというポストがあった。

◆まずはランドアースの力になりたいという方へ、直接の寄付はこちら。

またアウトドア関連で募金活動しているのは以下のメーカー
◆モンベル
「令和2年7月豪雨」災害援助金の受け付けについて

◆熊本県もやっている。
7月4日からの大雨に伴う義援金の受付について

地域の救助活動のハブとして八面六臂の活躍をされているのだろう。いずれにせよ、今後の無事と復旧の進行を祈りつつ、小生のできること、僅かながらの募金と復旧の際には多くのお客様を呼び込むよう努力するくらいだろうか・・・。