CW厳選! フィールドガイド:四万十川(高知県)

ファルトボートでカヤックを始めた頃は、四万十川はそれこそ憧れだった。最終的には江川崎に住みたいと思っていたほどだ。しかし、あっという間に海に流れ出たら、全く縁のない川になってしまった。いつかは行ってみたいと思っていたけど。

結構な瀬もあるところが魅力でもあり注意点でもある


「カヌーワールド」を始めてからも、経費の問題から編集部からはなかなかOKが出ず、この上流部の取材は昨年のゴールデンウィークにやったものだけど、自腹で行ってしまった。自分にとってそこで撮影することって、まず協力していただける相手のこともあるし、体力も含めて旬があると思っているので、「行きたい時に行く」でないと、一生行けなくなりそうな気がしてきたのだ。
特にこれからは体力勝負になってくるので、「やりたいことはやる!」という方針に変えていかないとならないかな、と思っている(まあ制作側からすれば美味しいかもね)。


今回も快く協力いただいたのは、四万十塾のとーるちゃん。
というわけで、この一回の取材で3つの記事を作っているのはご勘弁のほどを。四万十塾にはほんとお世話になったので、三回連続での登場でございます。
Vol.20の「ガイドに学ぶ長旅のヒント」、vol.19の「至福のカヌーご飯」(これはとーるちゃんのイメージ写真だけだけど)、そして今回のフィールドガイドだ。

この四万十川の上流部、江川崎から下流とはかなり様相が異なる。もし本やWEBの知識程度で初めて下るのであれば、ガイドツアーをオススメしたい。基本的なコントロールやエスケープができるのであれば、ダッキーで下るのがいいだろうし、楽しいと思う。水量によってもだいぶ変わるだろうけど。
出発地として指定された土佐昭和の「ふるさと交流センター」までは、仮眠時間込みで東京から車でちょうど24時間かかった。さして飛ばさないけど、高速を使ってもこれだ。確かに体力があるうちじゃないと厳しいだろうな。
で、このツアーの様子はぜひvol.20を読んで欲しいし、フィールドの状況については、今回のvol.21だ。でも、最初はお世辞抜きに四万十塾のツアーに参加することをお勧めしたい。

このフィールドは残念ながら動画は無し。次の機会までにカナディアンカヌーに取り付けるマウントを製作しておこう。
今度は、このふるさとセンターから河口まで、通しで漕ぎ下ってみたいものだ。
さて、それはいつになるか。
そうだ、今進めている秘密の計画が完遂したら、やってみようかな。