よくもまあ、こんなに次から次へとも思えるのだが。

テープを巻き込んでしまう、AUX入力が効かない、というトラブルに見舞われたカセットデッキを修理に出していたが、ようやく取りに行くことができた。なにせ週末は大阪ロングがあるので、なんとかそれまでに修理しておきたかったのである。

このカセットデッキはナショナル製、CQ-B552というタイプ。これは91年から2年間ほど作られたそうだ。修理はパナソニックのサービスセンターに問い合わせ、部品状況を聞いたところ「ある」というので、紹介された日本電機サービスというところにお願いした。

実物を見せたところ「もう部品がないかも知れません」というので、「パナソニックではまだ在ると言っていましたよ」と返したところ、「そうですか」とそそくさと伝票を書き始めた。やはり旧いものを直して使うという考え方は少数派なんだろう。

修理項目としては、カセット内部のラベル除去、切れているランプの交換となり、費用は9,000円弱と相成った。そう、この価格だと新しいカセットデッキが買えてしまうのである。
しかし、今は見られない前面にステレオピンジャックでの外部入力が可能というところが気に入っているのと、車と同じ年代でもあるということで直すこととしたのである。