Uさんと僕のヴァナゴン。かっこいいっすか?かっこいいでしょう。

続いてエンジンオイルの交換である。
5,000kmもしくは6ヶ月ごと。2回に一回はフィルターも一緒に交換。というのがよく言われるところの交換タイミング。しかしOHからまだ慣らしの状態のうちは、3,000kmくらいで交換した方がいいでしょうとは、前出のUさん。

気になるエンジンオイルの銘柄は「Sunoco X-power・全合成・12.5W-40」。それを5L用意していただいた。

時間的な問題より、下抜きでオイルを抜く。
ドレンボルトにボックスレンチをしっかりはめ込み、バーエンドにゆっくりと力をかける。
緩んできたら、軍手をつけた手でゆっくりと回す。最後、ボルトを穴から抜くときに緊張。抜くと同時に未だ熱いオイルが勢いよく落ちてきた。
最後、車をゆすって最後の一滴まで旧いオイルを落とした。落としたオイルを見てみると、これがまた真っ黒であった。まだパーツ同士が馴染んでいないのか。

オイルが落ちきったことを確認して、ドレンボルトをもとに戻す。
ドレンボルトについている銅製のパッキンについては(#N.013.814.9)、本当はボルトを外すたびに交換することが望ましいそうだ。今回はパーツの持ち合わせがなかったので、次回の交換にすることにした。
パッキンにオイルを馴染ませて、オイルパンの穴にボルトを入れてゆっくり回す。
手では回らなくなったところで、レンチをしっかりはめる。

ここで気をつけなくてはならないのは、ボルトを強く締めすぎるとオイルパンを壊してしまうということだ。このエンジンのオイルパンには直接ネジを切っており、1回なめてしまうと取り返しがつかなくなるとのこと。
(このエンジンに扱いなれないショップが、下抜きでオイル交換をすると、ネジを壊してしまうことがままあるそうである。注意!)

何分はじめての経験である。見当をつけたところで止めてしばらく様子を見ることにした。どのくらいの力と言われてもちょっと説明しづらいのだが(3ヶ月経っても漏れもにじみもないので、とりあえずは適度なトルクだったのだろう)。

ドレンボルトで締めたところで、オイル口から新しいオイルを入れる。
ナンバーを倒すとそこにはオイルと冷却水の入り口があることは前にも書いたが(2005年9月13日の記事)、このオイルを入れるパイプ、入れやすいように伸びるのだ。これが意外と知られていなかったりする(たまに知っていることがあると威張りたくなったりして・笑)。

オイル量は、マニュアルによるとフィルターチェンジが無い場合は4.0L。Uさんは少な目の方がいいというし、僕はもちろん規定値内だが若干多めに入れている。これはどちらがいいのだろう。

オイル交換が済んで、エンジン始動。アクセルレスポンスも良くなった。次の交換は秋口くらいだろうか。次はフィルターも替えなくては。

さて実はこの後、このエンジンオイルに関してはT3に合わないかも知れないという事象が発生している。もし交換を考えている人がいたら、この後にアップされるであろうレポートを読んでからにしてください。もちろん自己責任において。前にも書いたとおり、T3の維持メソッドは、まだ絶対的な正解は少ないようなのです。