今日は今年一番の寒波が襲来しているそうで、東京でも山間部は雪が降っているそうである。今年はどうも雪が早そうだ。僕のヴァナゴンについているタイヤも、一応スタッドレスということなのだが、ちょっと気になって製造年週(タイヤの表示は年と週なので)を調べてみたら…。

山は十分にあるのだが、早々に換えた方がよさそうだ。とりあえず今年は夏タイヤとして履きつづけてきて、冬のシーズン前に交換することにした。
スタッドレスタイヤの話しを会社の同僚としていて「都会で走る限り、ほとんど普通の道路じゃないか。そこにスタッドレスでも割高な高性能なものを履くのはオーバースペックなんじゃないの?」なんて意見が出たが、でも99%通常の路面だったとしても、凍っている1%で滑ったら全てが終わりなのである。そして凍っているところは山道の坂道やカーブなど、条件そのものが厳しいところが多い。ましてヴァナゴンは車重があるのだ。やはり十分なスペックのものを選んでおいてしかるべきであろう。

実はスタッドレスタイヤそのものを購入するのは今回が初めてなので(ここ10年くらい真冬でもシーカヤックをやっているか、春に出る本の原稿を週末にこもって書くことが多かったし、ヴァナゴンにもスタッドレスタイヤ付きのホイールを買っていたので、今まで新品のスタッドレスタイヤを買う必要性はなかったのだ)、ついでにいろいろと調べてみることにした(実にいろいろなことが初体験なのである・笑)。

タイヤのゴムは硬化していくので、スタッドレスタイヤとしての寿命は一般のタイヤに比べて短いことは知っていたが、どれくらい短いのだろう。

今やWEBで調べようと思えばたいがいのものは調べられる時代、かのダン・ルイス氏も(2005年11月9日の記事)エクスペディションの情報集めはまずネットでやっていると言っていたくらいである(っていきなりシーヤックの話でごめんなさい)。

というわけで、3シーズンくらいが寿命だとのことが大方の意見のようだ。気をつけなくてはいけないのは、使わなくても経年劣化で硬化していくということ。つまり製造されてから間もない、鮮度の高いものを手に入れなくてはいけない。

では、タイヤの製造年月日はどこで見るのか?
大方のメーカーでは、タイヤに4ケタの刻印をし、下二ケタが製造年の下二ケタ、上二ケタが製造年の週を表わしているそうだ。つまり4003とあれば、2003年の第40週に製造されたことになるわけだ。もし数字が3ケタであれば、1999年以前のタイヤになるので、少々気をつけた方がいいだろう(違うメーカーもあるかも知れませんが)。

で、メーカーをどうしようということになるのだが、秋田に住むKさんがブリジストンのブリザックを勧めてくれた。
早速、WEBで調べると、東北・北海道では装着率No.1だそうである。そしてレボ1という種類になると硬化のスピードも遅く、ほぼ5シーズン持つとある。ふーむ、なるほど。

ちょうど次ぎの日、新聞の折込広告で某量販店の広告が入っていたので、スタッドレスタイヤのところを見てみると、いわゆる「激安」モノにこのブランドはなかった。これはそのままでも非常に売れているということなのだろう。

そこでこの週末、家のそばにあるBSの直営店であるタイヤ館に行ってみた。
ちょっと気になるのはタイヤサイズ。今装着しているのは205/70/R14というものなのだが、今や14インチの扁平率70なんていうのは少数派なのだ。

そして案の定、「申し訳ありませんが在庫がないようでして、お取り寄せになります」と言われてしまった。内金を払えば、正式な予約として各地の在庫をあたれるということなので、2万円ほど渡して予約を入れた。
さらにその日の夜、全国の在庫から調べるので時間がかかるという連絡をもらった。

うーん、相変わらずマイナーな車だなあ(苦笑)。