我がT-3のアンテナは最初に買ったとき、といっても大中古車だったけど、折れていた。やっぱ新しいアンテナにしたいよなあ、と思ってvan-caféに注文したのがパーツNo、251.035.503Aというやつ。理由は単純に安いから(笑)。ところが付け替えてみると、これが根元まできちんと格納できない。要はサードパーティ品ってやつ。ボディカバーを買ったら、この収納できないアンテナが気になるのなら無いの。カバーに穴を開けたんだけど、そこから破れたりしてえらく厄介な存在となってしまった。

そこで仕方なくもうひとつのアンテナ、Hirschmann Antennaというやつを購入しなおした。これは全てをきちんと収納できる、というか、引っ張り出すのにキーを使わなければならないほど。これならカバーの点は問題ないな、と思っていたが、取り付け部にどうもゆるみがある。いずれにせよ純正品はもう無いとのことなので、妥協するしかなさそうなのでこれをそのままつけていた。ところがしばらく経った日、アンテナを縮ませるのにやたらと力がいる。よくよく見てみると、トップのパーツに錆が浮いているのだ。

マジ?

そしてその錆もどんどんひどくなっていった。リムーバーで除去してもやすりで磨いても1週間で錆が浮いてくる。どうも最上段のみステンレス化(メッキ?)されていないようなのだ。

ある日、収納しようとして、ポキリ! 

あっさり折れた。最近結構ラジオを聞くようになった。それもAMばかり聞くようになってきた(笑)ので、アンテナは必須装備。仕方ないので「収納できない」タイプをオーダーすることにした。なんか交換しても元のパーツを持っておかないとまずいのかなあ。そんなスペースなんてないのだけど…。


いやー、やはり漏れていた。ウォーターポンプのヘコミ部分にたまっている。

男の隠れ家ONLINEに連載している「旧車キャンピングカー、旅するT-3」経由でちょくちょくメールをいただくようになりました。ありがとうございます。面白いことに、そこ経由の場合はほとんどが非T-3オーナーなのです。やはり様々なコンテンツが並んでいる中にあるひとつですから当然といえば当然ですが、何らかのフックがあって見ていただいているんでしょうね。オーナーの数が全てではないわけです。

さて、今回はちょいと困った話。

以前から特に長距離を乗るとクーラント臭がしていて、タブンこりゃあ漏れているなぁという状態だったのだが、先日エンジンをかけたらいつもより激しくクーラント臭がする。臭いはするものの1ヶ月くらいたってようやく、「あ、クーラント減っている」という状態だったので油断していた。

例によって岡田メカに相談していたのが、臭いはすれども減りが少ないことと、近々大阪まで行く予定でいたので様子見ながら行きましょうとなっていたこともある。下回りを見てみたが、垂れているというほどでもない。うーむ、漏れた瞬間に蒸発か、とエンジンルームを開けてみると・・・。

どうもウォーターポンプにつながるホースの継ぎ目から漏れているようだ。ホースを締めるネジにドライバーをあててみると、回る回る。うーむ、これが緩んでいたのか?とりあえず写真を撮って岡田メカに送り、もしかしたら急患になるかも知れないと添えると、その週末はでかけてしまっていないとのこと。ただ見た感じではいきなり大きなトラブルにはならないと思うから、クーラントの量に気をつけておいてくれ、という返事。

うーむ、大丈夫かな。

ふと思ったんだけど、クーラントの臭いって嗅いだ経験が無いと「なんだこの甘ったるいニオイは」ってパニックになるかも。ちょっと旧い車に乗っている人は一回嗅いでみる(特にエンジンなんかに落ちて蒸発するとすごく臭う)ことをオススメします(苦笑)。

・・・しかしヤバイなあ。また「格闘記」に逆戻りしそうな感じがしてきたぞ。