僕がT3を所有している(つうか苦しんでる?!)ことを某広告代理店にいる知人に話したところ、「『みんなのいえ』という映画に出てくるあれ?」というので、気になって見てみることにした。

デザイナーが乗っている車だというのでそのシーンに注視していたら、まず出てきたのはカルマンギアであった。うーむ、確かにワーゲンのエンジンは積んでいるが。

そして何回目かのシーンにようやくチロっと出てきました。青・紺、右ハンドルのヤナセものカラベル。ふーむ、つまりワーゲンフリーク、それもわき道系フリークという設定だろうか。そしてほぼラストのほうのシーンで、雨の中横倒しになるT3。しかし車は完全シルエットでブレーキランプの形も若干違うようだ。うーむ、流石にホンモノを倒すまではできなかったというわけですな。このデザイナーの「モノにこだわる」という性格を、所有する車で表現すると、カルマンギアとT3ということになるらしい。

しかし、こんなもの?というくらいに登場回数は少なかった。それでも彼の知人には印象的なものとして写ったのだろう。それはそれですごいといえばすごい。しかし劇中での露出度は悲しいくらいに低い。しかも走っている姿が皆無だったのは、何かトラブルでも発生したのだろうか?(十分考えられる・苦笑)

まあ映画自体がなかなか面白かったが、現実問題として30代前半と見られる若い夫婦が、200平米をはるかに超えるだろう土地と家を所有することなど僕には非常に非現実的に見えた。それともやはりシナリオライターというのはよほどの高収入なのだろうか。

もしまた新たにT3が出ている映画が見つかったら、ここに記す予定です。