海の日が制定されて以来、多分初めて3日とも遠出をしなかった。というよりできなかった。相変わらずの気象庁のアテにならない予報に振り回されて、結果的にニッチもサッチもいかない状況になってしまったのである。
致し方ないので、またまた梅雨明け間近の炎天の下での車周りの修理改造と大掃除にあけくれた。暑くなれば暑くなったで、いろんなことが起こってくれるのだ。それに車だけではなく自分まで、早くもバテ気味・・・。

さて、ファントムガレージで予定されていた修理がようやく終わったので、運び屋ジョーの役割を果たすべくDrのラボに岡田メカと向かう。
気づいたらまた昼飯抜きであった・・・(苦笑)。

東京からの預かり物を渡し片道任務終了。ついでに、左リアのランプユニットのポジションランプとマーカーが、相変わらず点いたり消えたりするので、配線をチェックしたいとお願いする。
おそらく牽引装置が悪さをしているのじゃないかと思うのだ。この先もこの車に何か牽引させることは考えていないので、配線を一旦整理したいのである(ただこのボールジョイントを活用したキャリアを導入する可能性もあるので、この装置自体は残しておこうと思っている)。まあとにかく、余計余分意味不明のコード(もちろん後付されたもの)がずいぶんと這い蹲っているようなので、機会があるごとに整理していきたいのだ。

エンジンルームからのアプローチのため、リアゲートを持ち上げたDrが言った。
「これなんかおかしいよ?」
本来扉は2段階で閉まるというが、僕の車は扉が無理やりはまっているような感じなのだ。以前リアゲートを立ち木にぶつけたことがあり、修理に出したことがあるが、確かにこんなドアの閉まり方はないよなあと思いつつ、ドアそのもののゆがみだと思ってあきらめていたのである。

Dr曰く、ロックはボディ側、扉側双方で調整ができるとのこと。
扉を何度も開け閉めしながら、半ロックと全ロックの2段階でのロックが効くように場所決めを行う。
「カチッ」(1段目)
「ガチャッ」(2段目)
だいたいのアタリをつけたあと、真ん中あたりまで持ち上げた扉から手を放し、2段目までスムーズに入り込むまで念入りに位置決めを行った。
「ガチャッ」
「ガチャッ」
うーん、いい音。これが本来のリアゲートなのね。普通のドアみたい。(ドアだって・笑)

さあ今回もまた、運び屋の方がついでだろ!!というぐらいの息もつかせぬ連続修理の嵐が待っていたのであった。