いつか欲しいなあ・・・のプロジェクトツヴォーのフォグランプ。通称ツヴォフォグ

いきなり地震である。
といっても地震に予告があるわけではないので常にいきなりではあるが。何かしらの被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
僕は田舎に墓参りに行く途中でこの地震にあった。田舎といっても千葉なので日帰りなのだが、新宿付近の渋滞を過ぎたところあたりであろうか。車の中で異変を感じた。突然、いつもとは違う異様な振動を感じたのだ。正直最初は「エンジンの異常振動か!!またどっか壊れたのか?!」と思いタコメーター、水温計にまず視線を持っていってしまった。特に異常は感じられず、エンジン音に耳を済ませても普段と変わらなかったので、もしやと外を見てみると標識が揺れている。急いでラジオをつけると、「番組の途中ですが・・・」と東北地方を強い地震が襲ったことを知らせていた。
友人らが三陸海岸でカヤッキングしていたが、無事であったのは幸いであった。

さて、ようやく手に入れたオルタネーター。次の大阪行きの時には必ず持っていくことにしよう。それまでなんとか持ってちょうだいよ、オルタちゃん。

ところが…6月のある日、エンジンをかけると、普通のエンジン音に雑じって「ガーーーーー」という派手な機械音が後ろから聞こえてきた。
な、なんだ!?
急いで後方に回り、エンジンカバーを外して音の出所を探す。

その場所は…オルタネーターであった。

ベアリングがいかれているのか、油切れの軸を回すような乾いた摩擦音である。
その異音は明らかにヤバイことを示しており、その音がボディにまで共振している。これはアカン。

うーむ、岡田メカの予想通りだ。流石だ。

などと感心している場合ではない。これからどうしても行かなければならないところがあるのだ。とりあえず、Uさんから買った予備のオルタネーターを載せて、何かあったら修理工場で交換してもらうつもりで家を後にした。
しかし、しばらく走っているといつの間にか音がなくなっていた。大丈夫かなあ、なんとかなるかなあ、と思いつつ家に帰ってくる。家についてアイドリングさせると、先の摩擦音はウソのように消えていた。

こんな調子でしばらくすると音は消えたので、つい数回繰り返すうちに、どうにも音が強烈になってきた。かと言って大阪行きはまだ先のことであるので、某所に行ってみた。しかし、Uさんから買ったオルタネーターは本体だけでプーリー(駆動用のベルトがかかる場所)がないタイプなので、今日はメカニックがいないから交換できない、と言われてしまった。
もっとも部品持込みで交換してくれるところは少ないとは聞くので、致し方なしと思うか(苦笑)。

・・・しかし、有無を言わさず大阪行きを早めることになる事件が待っていたのである。