花火の破裂音がバナゴンのルーフを震わせるのです。

やはり今年は虫捕りの夏になった。

長男がカブトムシやクワガタを捕まえたいと夏前から言っていたし、僕もそのつもりでいたのだが、今年の梅雨は長く、いろいろグッタリすることが続いたのでなかなか実行できないでいた。7月終わり、学校の友達がとある駅近くの公園で捕まえてきたというので、僕等も行ってみることにした。朝は早いとはいえ、普通のカブトムシ捕りの時間には少々遅過ぎる時間なのだが、様子見も兼ねて行ってみた。

家の近くでカブトムシが捕まえられる場所があるということ自体、僕の子供の頃よりも逆に恵まれている(笑)。しかし今も確実にその場所は少なくなりつつあるようだ。そしてこの日、なんとなかなかいい大きさの♂のカブトムシ1匹と、コクワガタの♂2匹をゲット。これはなかなか素晴らしいぞ。

2匹目のどじょうを狙って翌日も朝早く起きて見に行く。しかし気温が低いのかカブトムシどころか、あれほど襲ってきた蚊もほとんどいない。うーん、これは昆虫の活動自体ができる気温じゃないのかなあ、というわけで後に予定もあるし、早々に帰ることにした。帰りに雑木林を抜けていく中、「お父さん、なんか落ちてる」と息子。

なんだと思ってひき返してみると、なんとカブトムシの♀であった。先行していたのは僕なのにまったく気がつかなかった。視点の違いが面白かった次第。

先日某テレビでカブトムシやクワガタの番組をやっていたが、僕にはいろいろと違和感ありありの番組だった。とにかく「値段」が前面に出てくるのがどうにも不快。

しかしアトラスオオカブトって今や800~900円で買えるのね。ビックリだしちょっとヤバイ。これだけ安くなると大事にしないでしょ。ナガサキアゲハやクマゼミの生息域の北上に見られるように熱帯化が進んでいる日本、そのうち日本固有のカブトムシの生息域に入りこんでしまうのではないだろうか。

今年の夏は朝3回、夜1回捕りに行って、けっこう大きなカブトムシ♂2匹、♀3匹に少々のコクワガタ、ノコギリクワガタの♀。朝早く起きて、もしくは夜眠い目を擦りながら捕りに行って自分で捕り、そして生き物を飼うという行為が大切だと思うのだ。

というわけで、ようやくT-3の話題です(笑)。

ポップアップルーフでできる2階に寝っころがって、窓から花火なんて見学できないかなあ、な~んて考えていた。

家から近いところにある遊園地の花火、遊園地の駐車場からでも見られるよと聞いたので早速行ってみることにした。

多少の飲みものと食べ物をクーラーバックに詰めて出発。駐車場につくと同じことを考えている人がいたので、ちょっと離れたところに停めて家からもってきたおにぎりなどを頬張っていた。すると、開始30分前、にわかに雲が厚くなって雨が落ちてきた。まさに雨オトコここに極まれりということか。

そうだ、これはポップアップルーフから見ればいいんだ!ということで屋根を上げて前面のメッシュまでファスナーをあけた。ちょっと視界が狭いけど外は雨だしまあいいか。

花火が始まると、なんと正面のちょうどいいところの高さでバンバン上がるではないか。みんなでアタマを並べて花火見物。うーむ、なんかテレビかなんかを見ているみたい。しかしここで問題が起きた。尺玉は開口部の視界を越えて上まで上がってしまうのだ。ドンという破裂音でルーフがびりびりと振るえた。

そして窓は前面しか開かないので風が通らなくて暑い。まあ思ったことを実現させたからこれでいいか。雨も小降りになったので結局外で観覧した。夜空一杯に広がる尺玉に感動。

まあ時間にしたらたった30分程度だったんだけど、恐らく今年最後の花火を楽しむのに活躍した我がT-3ウェストファリアだったわけです。