諏訪湖SAにて夜を明かした。

前回やりのこした左バンクのリフターと、水漏れを起こしたリアヒーターコアの修理、その他諸々のために例によってファントムガレージに行くスケジュールを調整していたのだが、「カヌーライフ」誌夏号のエリアガイドの取材もタイムリミットとなっていた。

そこでいろいろと検討した結果、岡山県は牛窓というところをピックアップすることにした。ここは小さな島が点在するこじんまりとした島。ヨットなどのマリンスポーツも盛なのでシーカヤッキングに対する認知度も高く、しかも関西の都市圏からは2~3時間で辿り着けるという格好の場所なのだ。

ペンションくろしお丸。オーナーの永田さんは、とにかく遊びにかけては天才的な人である(笑)。まあこの話しは7月10日発売の「カヌーライフ」誌を見ていただくことにして、ここでは我がT-3の話しを書いていく。

ということで、行きがけにファントムガレージに車を預け、(日程については前回の引き取り時に相談していた。相変わらず引き取る時に次回修理相談という状況が続いている)現地までは電車で行くことにした。

しかし今年は週末になると天気が崩れる。アウトドアスポーツの撮影をメインとしている僕にとっては、非常に厳しい。

夜、雨の高速を走ることは避けたいので、前線から遠い中央高速を使うことにした。しかし出掛けに子供が熱を出したので出発が遅れた上、どうも予想以上に疲れがたまっているようで、夜中2時前にはどうにも眠くなってたまらなくなってしまった。

土曜日の予報は、とても撮影などできる状況ではなさそうだったので、土曜日中に現地に入ればいいだろうと判断して、諏訪湖のSAに入って仮眠をとった。

朝目覚めたらSAの洗面所で顔を洗い、行動食を口に入れたらすぐ出発。ただ暖気はちゃんとしないと、すぐ高速走行となるので車に悪い。

諏訪湖からは大方下りになるので順調に西に進み、名神高速に入ると「リフレッシュ工事」の文字が目に飛び込んできた。まさかと思って日程を確認すると、ちょうど東京へ帰る日からじゃないか。うへー、またかよー。以前マフラー交換(2004年5月16日の日記)の帰りにも、リフレッシュ工事にぶち当たってしまい、痛い目にあっているのである。

途中、岡田メカから「なんかトラブル起きたの?」というメールが入った。いえいえ、自分の身体にトラブルです、と応えて、結局ファントムガレージに着いたのは昼過ぎになってしまった。

パーツと修理場所の再確認をする。

愛知からTさんが来るというので、それまで待つことにした。僕と違って時間に正確に来たTさん。名古屋からは3時間程度だとか。うらやましい。

駅までTさんの愛車に同乗させてもらったが、エンジンからは聞き覚えのある音が聞こえてきた。この先の運命を見たような感じがします(苦笑)。頑張ってください。

Tさんとは、えーっとどこの駅だっけ。忘れてしまいましたが、どこかの駅で別れ、僕は西に向かった。またお会いしましょう。

ペンションくろしお丸までは、普通列車を乗り継いで到着したのは夕方17:00過ぎ。予想よりも早い。確かに感覚的に持っている距離的よりも近いようだ。この牛窓(うしまど)という海は。

督促を受けてヌーラの原稿を書いていたのですが、ちょっと休憩したら意識がこっちに来てしまいました(苦笑)。

ポジの切り出しもそのうちやらなくなるんだろうなあ・・・と思いつつ。さてアッチの世界に戻るかな。