旧いO2センサー。焼けて真っ白になっている。

なんだかんだで、このブログの更新も200回を迎えてしまった。わーい、パチパチ。
しかしこのタイトルのままであれば、本来、続くほうが不幸なのである。
昨日、I さんがカヤックを借りに来たのだが、「ほんとこんなに壊れるヴァナゴン聞いたことないよ!」とのたまっていった(苦笑)。このままだと200回どころか、まだまだ300回だってまったく問題なく到達しそうだ。
この車の初代オーナーは俳優の時任三郎さん(今「海猿」に出演しているみたいですね)ということなのだけど、新車のときからこうだったのかなあ。

200回ということですが、残念ながら読者の皆さんに提供できるものは何もありません(笑)。まあ某誌が創刊50号のプレゼントに何か提供してくれ、なんて言ってきましたが(苦笑)。

端子のないセンサーにちょいちょいと端子をつけてしまうDrのゴッドハンド。

単なる備忘録でスタートしたのですが、なんかこんなに続くとは思いもよりませんでした。

そうそう、これらの記事に関しては我が愛機の事象に過ぎないので、同じことを試されて不調になっても責任は負えませんのでご了承ください。

というわけで前段が長くなってしまったが、CO調整の続きである(O2ではなくCO調整だったみたい)。O2センサーは基本中の基本。まずはマニュアルでは90,000mile(144,000km)毎と指定されているセンサーの交換である。

僕の車がどうなった、だけでは面白くないので、CO調整の手順についてDrよりレクチャーをいただき、、以下に基本的な手順について記したいと思います。(Drより掲載許諾をいただきました)。

☆COのテスター無しでCOを調整する。
O2センサーは特性上0.2~0.4V(リーン)/0.6~0.9V(リッチ)になり必ずどちらかに振るので、この特性を使ってCOの調整をする。

(1)COの調整する前にアイドルスタビリティバルブのリークがないか確認する。
 
■アイドルスタビリティバルブのチェック方法。
①エンジンをかけてる状態でコネクターを抜く。
②右から出てるパイプを抜き、素早く右手親指でパイプを塞さぐ。
③パイプが繋がってたバルブに、左手親指をあててみて、吸着されなければ正常です。吸われる感覚がある時はバルブの交換が必要。
*少しのリークなら使えるようだが、早期の交換を勧める。

(2)COの調整方法
■センサーの補正を無効にする為の作業を行う。
①エンジンを十分暖機した後にいったん止める。
②アイドルスタビリティバルブのコネクターを抜く。
③O2センサーから繋がってる黒線の平端子を抜く。

■テスターの設置。
①センサー側にテスターの+をつなぎ、ボディアースにテスター棒の-を繋ぐ。テスターのレンジはDC1Vがベスト。
(デジタルテスターだと反応しない物が有るので、アナログの方がいい)
②エンジンを始動し、2~3分ぐらい待つ。

■始動補正を行う。
①エアフロの横のCO調節ネジ(6角レンチ)を回し、0.2~0.4Vと0.6~0.9Vに交互に振れるように調整する。
0.2~0.4V側の時 → 右に回し濃くする。
0.6~0.9V側の時 → 左に回し薄くする。
同じ周期なら補正無しで良い状態。
0.2~0.4V側に長い周期だと薄い。逆に0.6~0.9V側に長い周期だと濃い。
(Drの経験からでは、補正無しの状態で0.6~0.9Vの周期が少し長いぐらいが良さそうとのこと)

②エンジンを止める。
③アイドルスタビリティバルブのコネクターを差し込む。
④O2センサーの平端子を差し込み、テスターも繋いだままにする。
⑤エンジンをかけて、電圧が交互(10秒間で5回くらい)に振れればECU(コンピューター)でのCO補正もOK。
⑥走って確認し、以前よりも軽く吹けあがる様だったら良くなっている。

以上が手順ということだが、もちろん例外やこの通りにいかない場合もある。vnmcにおいても何度かギロンされているので、ここから先は、場をそこに譲ることにします。

そして僕の場合はどうだったか。というところで、上を読み返してみたらえらく長くなってしまいました。この続きはまた次回ということでお許しください。(そりゃー300回くらい行きそうだわな・笑)