ファントムガレージ岡田メカから、修理状況など続報をもらう。

いやー、ほんとにヒドイみたいだ。このヒドサは別に車が悪いわけではなく、前にも書いたと思うが、ちゃんと部品交換やメンテナンスをやっていればいいところを、テープを巻いたり、コーキングしたり、違うボルトをはめてしまうなどのシロウト修理ゆえに、結果としてトラブルに派生したものがいくつもあるのだ。

ブレーキの状況を総括すると、キャリパーピストンのひっかかりと、前輪ブレーキホースのフールド漏れをテープを巻いて止めるという荒療治をしていたおかげで、完全に漏れを止めていなかった。ハッキリいって「危ない」状況であったのだ。

で、直したての今、あまりその効きを感じられないとの問合せに対して岡田メカいわく、ブレーキは走りこめばどんどん効くようになるそうだ。ただ国産と違っていきなり強力にかかるわけではなく、ゆっくりと締めるような設定になっているとのこと。これは凍結することが多いヨーロッパの道で、アンチロックブレーキ的な意味合いもあるという。しっかりと踏めば、きちんと効くから心配ないそうだ。

デフとミッションもシール部は寿命のようだ。
まずデフ。オイルパン部分はガスケット交換である程度収まったようだが、シャフトシールからの漏れもあるという。驚愕すべきはオイルパンが凹んでおり、さらにデフオイルの本来の注入口とは違うところに穴をあけられていたという。オイルパンは板金で直してもらい、とりあえずオイルを足してもらった。

ATの方もオイルパン・ストレーナー交換でオイルパンからの漏れはなくなるが、シャフトシールからの漏れが始まっているという。これはエンジンをオーバーホールするときでないと直しようがないそうだ。

要は初期化までには、まだまだ道半ばというところである。収入源である会社が迷走している状態で果たして維持し続けられるのか、とても不安になってきた。