平成14年8月30日
いよいよ待ちに待った納車である。今となってはどうやって店までいったか覚えていない(平成16年5月にリライト)。とりあえず僕だけで行ったような覚えがある。

車庫から出ようとすると、左側のバックランプがついていないことがわかった。そのままガレージにバックをして修理をする。
そこでユニットごと交換、というのは日本車の話。ここではきちんと調べるのである。ネジ2本で止まっているユニットをはずし、ますは電球を見る。玉切れではない。中を見ると、何本かつながっていない線がある。前のオーナーは電気関係もいろいろといじっていたらしい。次に基盤をチェックしてみたが異常無し。基盤とコードをつなげているソケットを入れ直すと点いた。どうも接触が悪いようだ。これがしかし2年経った今でも尾を引いているのだ。
まあアバタもえくぼっつうようなもんで、T3のポジションマーカーは、電球で点けていますって感じがして、とても好きである。

昼過ぎに店に行ったものの、日も大分傾いた頃にようやく店を後にすることができた。左ハンドル、全幅1845mmというのは途方もなく大きな車に感じた。とにかく左側に寄れば右側をあてることもないだろうと、慎重に運転する。走行しているうちに日が暮れてきた。
ライトのスイッチを入れてみると、今度はタコメータ側の電球が点かない!
「たたくと直ることがあるんですよ」なんて言っていたことを思い出し、ダッシュボードをひっぱたいたら、なんと電気が点いた。うーむ、なんちゅう車じゃ。
何度かウィンカーとワイパーのスイッチを間違えながら、ようやく家に着いたのは日も既に暮れたあとのことであった。