パーツの取り付け続編である。しかしOHストーリーの続編はいったいいつになるのやら。

というわけで、大雨が降ると水が落ちてくる天窓の対策として、まずはシール部分の交換をすることにした。パーツを取り寄せてみると、なんと先日取り寄せたラゲッジボックスのヘリにはめるゴムパーツと長さが違うだけのゴムチューブであった。某ショップで本国ドイツのウェストファリア製の同じパーツを見たが、確かにそちらに比べると「汎用品」という感じはぬぐえない。しかし値段的には1/3。同じ機能であればまあいいか

まずは説明書に従ってスカイライトを上下させるノブを外してカバーを取り外す。はらりと木の葉が落ちたので、そっと上側は覗いてみるとカバーの中はゴミだらけ。ゴミと砂を落としてきれいに掃除した。この車は修理=掃除でもあるのだ。そしてカバーそのものは紫外線で焼けて変色しているが致し方なし。内装もいつかキレイにしたいんだけどね・・・。

お次にパンタグラフも外す。このパンタグラフ、ガイドレールに沿って動かない。これも近々交換したいな対象部品である。そしてスカイライトを上部へパタンと倒し、ようやくシールゴムがむき出しになった。

あとはめきめきと剥がしていく。特に接着剤などは使っていないようで意外に簡単に外れていく。剥がし終わった天窓を外から見れば、シールがあったところは、これまたえらい汚れよう。よっこらしょっと屋根に上って開口部の周りを雑巾がけ。

ルーフは強度のためか水はけのためか高いところと低いところがあるのだが、この天窓、なんと一段低いところに開いているのである。さらに天窓の四角に沿って低くなっており、雨水はここに流れてくださいといわんばかりである。うーむ、ここのどこにドイツ的合理的思想というものがあるのだろうか??

スカイライトを見ればだいぶくたびれている。そしてスカイライトのパンタグラフのガイドレールを止めるピンはしっかりサビが!どこでも錆びてしまうこの車。ラストリムーバーでサビを落とした(削った)あと、サビ止め塗料を塗る。
そして代わりのシールゴムをはめ込んでいく。ぐるりと回っていよいよラストというところ、ちょっとというか明らかに長い。現物あわせで切断して取り付ける。ジョイント部にはゴムをはめ込むようになっていた。

いよいよスカイライトをかぶせてみる。しかし噛み合わせがどうもしっくりこない。スキマがあるのである。うーむ、ぎゅうと体重をかけてみると、メリッという嫌な音がした。ぬおお!なんと一部が裂けてしまったのだ(泣)。

痛んでいたのは前に書いたとおりだが、予想を超えた劣化のようだ。ううむ、仕方ない。ダクトテープでとりあえずは裂けた部分を補修してなんとか持たせよう。スカイライトもまた、欲しいけどいつかは買うぞパーツから、次回買わなくてはならないパーツに格上げになった(泣)。

後日、コイン洗車場で水を吹き付けてみたが雨漏りは起きていなかったようだから、とりあえずはシールの役目を果たしているのであろう。まだ雨漏りがあるとすればスカイライトか。よく見ればひびだらけだし。