話は前後することになるが、昨年末に「雨どい」を取り付けた。これはレインガータータイプのキャリアを取り付けるための改造である。

長いシーカヤックを載せるにはバーの間隔が短すぎたのであった。リフティングハンドルの移動も考えたが、YAKIMA社からレインガータータイプを取り付けるためのベースが出ていることを知って、RAIから取り寄せたのであった。
12月2日の日記「シーカヤックをどうやって運搬するか」のたくらみの第2弾である。

最初はバーも含む一式を頼もうかとも思っていたのだが、コストの関係からまずは持っているパーツを最大限利用できる形にアレンジを行うこととした。

というわけで、発注から約3週間を経て僕の手元に届いた。仕組みは簡単至極で、L字型の金具をボルト2本で締め付けるというものである。これで1ペア$25。これを2ペアに、$50までの運賃が$50なので、占めて$100という誠にわかりやすい値段であった。

まず取り付ける場所を決定する。
取り付け位置はルーフの形状を考えると、どのユーザーも場所に関してはほぼ同じところになると思う。ここで気をつけなくてはいけないのが、裏側にかませる金具。Westyのルーフの裏側にはヘリのようなものが出ており、あまり上に取り付けると裏側の金具が干渉してしまい、ボルトを締めることができなくなってしまうのだ。

ドリルで穴を開ける。ボルト自体は5mmだが、一度ではあけられないので小さい穴を開けて次第に大きくしていく。天井部分よりも硬い印象を受けた。

ボルトを通し、締める。
裏側に当てる金具を忘れないように。当初コーキングも必要かと思ったが、テントの外側となるのでその必要はなしと判断し、単純にボルトで締めた。

というわけで、前部のラックベースは取り付け完了。通常のルーフラックであれば、この後ろ側をやればいいのだが、先に話したとおり、ちょっと企みがあるのでまた後日。

このパーツが日本で販売されていないのが残念である。FRPシェルのピックアップなど用途はいろいろあると思うのだが。