どこの会社でもそうだと思うのだが、年度末に向かって加速度的に忙しくなり(ますよね?)。僕のやっている仕事は、リードタイムの関係で今時分がもっとも忙しく、通常のプログラムに加えていくつものプログラムが組まれるので、それはもう・・・。
しかし最近細かいことを忘れるようになってしまったので、忘れないうちに早々にアップしていきたいと思います。

昨年の夏ぐらいから、どうもエンジンの調子、特にアイドリングにおいて安定しなくなることが続いていたことは何度か書いていました。

真夏の渋滞でA/Cを入れたまま30分ほど経つと、にわかにアイドリングが暴れだす。
そして山の方に入り、標高があがって気温が下がったら、ヴァナゴンシンドローム(アクセルを踏んでもエンジンが反応せず、エンジンを再始動すると治るというもの)が出たりという状態だったのだが、真冬のイベント(2005年12月11日の記事)に向かう関越自動車道では、ついに2回連続してスロットルの無反応という現象が発生してしまった。

高速に入ってから100kmほどで巡航していると、しばらくするとアクセルの反応がなくなり、どんどんスピードが落ちて、路肩に止まるとそのままエンジンもストールするという、ちょっと危ない状況。普通は再始動で直るのだが、このときは連続して発生してしまったのだ。
このときの気温がかなり低く、水温計も下の線ギリギリのところにしか針が来ない。

これがもしかしていわゆるオーバークールということ?。

試しに低速で走るトラックのあとについて、風を避けるようにゆっくり走ってみた。すると、同じ距離を走っても先の現象は発生しなかった。

うーむ、やはりそうかなあ。
そこで帰りは一般道で帰ってきたのだが、やはりオーバークールになるほど風があたらなかったのか、スロットルに無反応になるようなことは起こらなかった。

ただアクセルの反応が踏むたびに違っていたような感じだった。このときの高速では路肩があったので事なきを得たが、これがもし路肩などない首都高速なんかで発生するとちょっと厄介だ。

以上の症状をファントムガレージの岡田さんに伝えると、やはりオーバークールの可能性が高いという。
「水温の針は(エンジンをかけてから)3分もしない内にLED付近まで上がり、通常はLEDより少し上辺りを示す。(これは)夏、冬ほとんど関係無ないよ」とのこと。

夏のAC+大渋滞における不調もこれだけに起因するかどうかはわからないが、僕の車は、水温計の針がブレすぎなのは確かなようだ。この車のオーバーヒートはよく語られるところであるが、その逆もまた調子を崩す。
「夏のA/Cを(入れることによる)ストールもそれが原因かも知れない、・・・水温が乱れると燃調の誤作動が起きるから、まずサーモスタットが原因の可能性が高い」ということで、過去の修理履歴を調べてもらったが、サーモスタットは交換していなかったようだ。

今のOHではこの交換もメニュ-のひとつに入っているそうが、僕の頃、といってもまだ1年経っていないんだけど、は、まだ「使える部品は使う」ということで修理してもらっていた。僕のような貧乏人はそのようにお願いしたし(苦笑)。結局、何回も書いているけど「エンジンが弱った頃には、全部交換しないとダメ」ということなのだろうな。

そのうち、また機会を作ってもらって大阪まで行くかなあ・・・と思っていた矢先に起こったのが、正月の事件なのであった。