これがそのダッシュボード。前面と背面にチークウッドのパネルにしてみました。

「だからいったいどんなダッシュボードにしたんだよ」、と言われそうなほど寄り道に寄りまくってしまいました。というわけで今日は結論を出します(汗)。

そういえば、僕がダッシュボード改造のベースにしたこのオプションですが、先日ヤフオクに出ていましたね。どなたか落札されたのでしょうか。けっこう曲者ですよ、これ(笑)。

さて、前面に関してはメーター取り付けの算段が整うまで、とりあえずチークのボードを貼りつけておくだけとしました。

右端が折り畳みのトレイとなっているので、その部分については幅を狭めてカットします。

そして本当はここにメーターを収めるために52φの穴をあけるのですが、メーターが間に合わなかったので、まずはパネルだけにしておきます。

そして色を考えてブロンズ色のタップで止めたのですが、チーク材というのはけっこう割れやすいんですね。ご存知の方には笑われるかとは思うのですが、あまり太いタップや板の端に穴をあけることは止めた方がいいかもしれません。

そしてチーク材を前面と上面に貼り付けたダッシュボードカバーをT-3本体のカバーに載せて見ます。

しかし…合わない(苦笑)。

車側のボード上面のRとオプション側の下部のR、そして右サイドの下側のラインが合わないのです。どうやっても合わない。オプション自体は車本体にビス止なようなんですが、このままビス止めしたら、カバー自体がゆがんでしまう。

というわけで、カバーと本体があたってる面を確かめてみると、主にカバーの右側のヘリがあたっていることがわかったので、そこをベルトサンダーで慎重に削っていくわけです。1回、2回、3回と削っては合わせ、削っては合わせを続けていきます。もうワンオフの部品ですね(笑)。

そしてようやくガタツキが「ほぼ」無くなったところで、タップで止めてしまうのです。いくらガタツキがなくなったとは言っても、走ったら滑落しそうな感じ。車に穴をあけたくないという方には、あまり勧められないオプションですね。

指定では3箇所止めるところがあるようなんですが(上面に小さな窪みがあるのです)、とりあえずは2箇所で止めることにしました。

取りつけて1ヶ月余り。ガタツキもなく、なかなかいい感じです。まあじっくり見ると荒もあるんですけど(苦笑)、もし木工が得意な人だったらもっと美しく仕上げられるかと思います。

シフトノブをウッド(っぽい)のものに変更。

ダッシュボードをこの形にしてちょっと困ったことが起きました。まあそれ見たことか、という感じですが、ドリンクを置くところがないのです。
もともとは既成品のドリンクホルダーをつけていたのですが、このカバーをつけるために取り外してしまったし、このカバー自体にもドリンクホルダーはあったのですが、メーターを入れるスペースのために切り取ってしまいました。といっても、500mlのボトルさえ入らないような小さな窪みでしたけど。もちろん旧い車ですから、飛び出すホルダーなんて気の効いた装備なんてありません。
うーむ、どうしようというわけで、思いついたのが、足元への暖気吹き出し口。シフトレバーの向こう側にあります。

よし、ここにつけてしまえ。いや、直接タッピングするのではなく、木のボードにして、そこにオプションをつける形にすればいいや、というコルクボード的発想のオプションエリアですね(笑)。つけるのはドリンクホルダーと小銭入れくらいですが。

木は前回ダッシュパネルのカバーに使用して残っていた厚さ5mmのチーク板。これをまたまた現物合わせでカットします。幅はなぜかちょうどいい長さでした。

そして量販店で買って来たドリンクホルダーを後ろからタップ止めします。小銭入れは両面テープで止めました。

そしてそのボードを小さなタップで止めます。小物入れの類はここにまとめておけば、これ以上本体に穴あけたり汚さなくてもいいかな、ということですね。

しかーし!ここで再び問題発生。500mlのペットボトルなど長いものは上部のデッパリに突っかかってしまうことがわかりました。明らかなシュミレーション不足(泣)。缶コーヒーなら入ります。まあ缶コーヒー好きだからいいや…。