なんかもう、テープとかで修理しちゃうようだとヤバイよね。

なんか最近遊んでばっかりの記事ですねえ、と言われそうなのだが、一回遊びに行けば数回分の話になっちゃうので、実質はそんなに遊んでいるわけじゃないんす。つうか、深刻な問題も未解決のままズッ~とあるわけで。うーん、現実から目をそらしちゃイカンのだが、子供らと出かけるのも今しかない時間なわけで。ところで今年のフォルクスワーゲンフェスト(Volkswagen Fest 2008 in Fuji Speedway)は、本当は諸々の事情で行けそうになかったのだが、突然クリアになって行けることになった。
どうせ行けるならイベントに出てみるか、と申し込んだのは、例によってパレードラン。今年は抽選だというのでエントリーをしておいたら、今日(24日)当選の通知をもらった。2年連続パレードラン走りますヨ、我がT-3ヴァナゴン(もちろん何も故障不調がなければ)。時間は15:30~15:45とのことなので(こりゃまた一周だな)、行かれる方、ヨロシクです。ちなみに前日は大井川鉄道の撮影に行く予定。いろいろ素材として集めておきたいものが出来たのだ。
で、肝心のフォルクスワーゲンT-3ヴァナゴン・ウェストファリアの方はどうなっているかというと、細かくいろいろと壊れてはいます(苦笑)。ただ最近は、動いて、曲がって、止まってくれればいいや、という域に入ってしまったようで、多少のトラブルでも動じなくなってしまったのも確か。うーむ、困ったもんだ。

【フォグが点かない!!】
ヘッドランプが昔の車らしく?ノーマルではむちゃくちゃ暗いT-3。後ろに明るいライトの車が来ると、自分の車の影が前にできてしまうくらいなのだ。Dr(お元気ですかー?)に専用のハーネスを制作いただいたり、明るいバルブに交換したり、HIDの導入などいろいろ考えたのだが、結局、コストの問題からいただいた補助灯でしのいでいた。
ところがその後しばらくして、片方のパッキンがいかれて水が浸入するようになってしまった。接触不良も起こしているし、H2のバルブも今や希少品。なので交換しなきゃと思っているのだが、最近量販店では、いかにも後付フォグランプ系の商品がめっきり少なくなってしまって選ぶに選べない。そうこうしているうちに相当時間が経ってしまった。これから夜の時間も長くなるしなあ。探さなくちゃ。少なくともH-3でしょうかね。いい出物がございましたらご紹介くださいませm(__)m。

【窓が開かない!!】
北海道からの帰り道、SAでスライドドアを閉めたら、ゴロッと何か床に落ちた音がした。
「?」
再びドアを開けると、そこには見慣れぬ黒いパーツが転がっていた。
なんだこりゃ?
よくよく見ると、スライドドアの窓を開閉させるためのノブが落っこちていたのである。こんなところが壊れるかあ?!スライドドア側のウィンドウはノブを上に上げることによってロックが解除され、窓をスライドさせてあけることができるのだが、ネジが緩んできてポロリと落ちてしまったようである。そしてノブを戻すスプリングが入っていたようなのだが見つからない。おまけに緩んだネジの頭をノブが何回もこすっていたようで、ネジ穴がほとんどないのだ。案の定ねじ回しで締めることはできない。
うーむ、これは交換しかないなあ、とネットでパーツを探していたら見つかったので、取り寄せようとしたら、こんな小さなネジ一本が$1.48、スプリングが$2.48する。最初はアッセンブリーごと交換を考えたが、個々のパーツの高さにあきれて止め、最低限必要なネジとスプリングのみを買うことにした。なんでもないパーツがえらく高かったりするのは困ったものである。
で、パーツは届いたのだが、この日記を書いている時点ではまだパーツケースに入ったままなのである(苦笑)。

【ドアが開かない?!】
あるとき運転席のドアにキーを差し込んで回そうとしたら回らない。
??
仕方なく助手席のドアにキーを差し込んで回したらロック解除になった。そしてあるとき助手席のドアにキーを差し込んで回そうとしたら回らない。
??
仕方なく運転席のドアにキーを差し込んで回したらロック解除になった。なぜか1週間終わって週末に乗ろうとするとこういうことが起きる。土曜日に正常に戻れば日曜はなんともないのだ。なんかそのうちロックアウトされてしまいそうである。
さて実は、もうひとつ、ついにいよいよ修理を決意した大パーツがあるのだが、それはまたおいおいということで。


というわけで、まずはスライドウィンドウのロックを修理。

スライドウィンドウの開閉ロック機構、ようやく部品と工具が揃ったので修理開始。そう、この直角に曲がったドライバーが無いと直せないんですよ。10月19日のフォルクスワーゲンフェストに展示するのであれば、みっともないところを直しておいた方がいいかなあ、とは思っていたんだけどなかなか修理の時間が取れない。この日も本当は朝からお台場で行われている「モータースポーツジャパン2008」とかいうイベントに行く予定だったのだけど、子どもたちが揃って風邪をひいてしまい、それを見事にうつされてしまった僕で、子どもたちは病院に行き、僕はきちんと睡眠時間を取る必要があったので、修理の時間が取れたのだ。見事な快晴だっちうに。
とりあえずパーツが落ちないように貼り付けていたガムテープをはがし、張り付いた糊を溶剤で落とす。その後に再び窓の外側にはめるネジ受けの部分と内側の金具とをネジで締めこもうとしたのだが、ネジが止まらない。おかしい、どうもメネジの方まで届いていないようなのである。

海を越えて取り寄せた1本のネジ。なんとオリジナルと長さが違うのである。おまけにメネジ側の入り口あたりのネジ山が崩れてしまっているのだ。これでは短いネジでは届かない。なんてこった。仕方ないので+部分がバカになっているネジを持って家の近くのDIYショップに行く。ピッチと口径はすぐにM5と判明したが長さがピッタリのものがない。うーむ、どうするか。仕方なくM5×10mmのアルミサッシ用ネジと、M5 ×15mmのステン皿ネジを買ってきた。
再びあわせてみると、アルミサッシ用のネジがぴったり。たしかにスライドする窓という点では共通だけど。しかしメネジが磨り減った方はM5×15mmのステン皿ネジを使用した。これで止め具の受け部分は固定できた。そしてモンダイの窓を固定する金具。

矢印の方に下げるとロックが外れて窓のスライドができるという仕組み。
まるでパズルのように組み立てていく。

バネが内包されているネジをこの金具の下方からドライバーを入れて締めこまなくてはならないのである。ネジの向きが目視できないので(何か特殊工具があるのかも知れないけど)、90度に曲がったドライバーを穴に入れ、手探りで-方向を合わせて回していかなくてはならない。
こんな感じ。何度かポロっと落としたけど、最終的にはネジ込み成功。

というわけでマイナートラブルをひとつ、解決した。

今週末は三陸は宮古で開催されるシーカヤックマラソンの取材。ヴァナゴンで行こうか公共交通機関で行こうか未だ迷い中。いずれにせよ宮古ではレンタカーを借りなければならないのだし…。