平成15年6月5日

7日の土曜日についに海に行くことを決めた。少々強行しないと、7月の沖縄遠征までにほとんど漕ぐことのできない状況となっているからだ。そのためにはカヤックを載せられるキャリアをつけなければならない。

前々日の木曜から下準備を始める。ドリルで屋根に穴を開けるのだ。なんといっても屋根に直接だから、慎重を期す必要がある。

ポップアップルーフには上に上がる窓(スカイライト)があり、これと干渉しないようにしなければならない。すると、バーは意外と後ろに取り付けなければならず、少々不安となる。カヤックの艇長は5mにもなる。できればセンターに取り付けたいところだった。
リフティングハンドル自体は、ジープがスタック(砂などにはまって動けなくなってしまうこと)したときに、これを持って車を持ち上げるわけだから、強度は充分にあると思っていい。あとはルーフ側の強度となるが、これは前例があるので(S氏のシンクロを参照)問題ないといっていいだろう。しかしあまりヘリに近いと、ボルトを締めるのが難しそうなので、気持ち内側にセットする。

まずハンドルを取り付けたい場所に置き、ネジ穴の位置にダーマトで印をつけた。
その後、ドリルで3mmで穴を開け、それをガイドに6.5mm、9.5mmと穴を広げている。
しかし9.5mmでは充分すぎるほど余裕があることがわかったので、9mmに変更する。
4つ穴が開いたところで、仮留めをする。特に問題はなさそうだ。コーキング剤を塗って、ボルトを通し締めていく。このときはサイドドア側であったため、一人で締めることができたが、あとの3箇所は助っ人が要る。翌日に回すことにした。

リフティングハンドル(ステンレス製):サン自動車工業
通販も行っている。付近に四駆ショップがなかったため、通販を利用した。このときは送料別だが、定価の2割引であったため、店が定価販売なら結果的に買いに行くより安く上がったと思える。取り付けボルト付

コーキング剤
水漏れを防ぐ充填剤。乾くと弾力が出る。以前サバニ(沖縄の猟師船)レースに出場したときに、船の改造を手伝ったら、穴を開けたところに同様の処理を行っていた。