晩夏の海水浴場。

週末にかけて緊張の大阪ロングの準備をはじめる。

今回はエンジンを一度止めてしまうと、次は無事にかかるかどうかわからないという異常事態の中での大阪行きである。それも、長距離トラックのようにアイドリングしながらの睡眠など、この騒々しい車でできるわけないし、そもそもエアコンがかけられない、オルタネーターがいつ壊れるかわからないというアイドリング自体困難な状況である。エンジンストップは、仮眠を取るときの一回だけのつもりで準備をする。
経済的な走行と大阪での修理時間を最大限に取るために、今回も夜間航行となった。

というわけで今回の準備は念入りだ。
まずはエンジンをかけたまま燃料を継ぎ足せるように、20Lの金属製のガソリンタンクを会社の帰りに東雲にある量販店、スーパーなんたらやまで出かけていって購入(あんまり安くなかったし種類もなかった。毎度思うのだが僕の考える「スーパー」と店のコンセプトとズレがあるみたい)。
食事は眠気覚ましのものと、腹が適度に膨れるものを用意。ただ飲み物だけは飲みすぎるとトイレが近くなるので、十分に用意はするが摂取は注意しなければならないだろう。

まいどの長時間残業が続いているので、出発当日に準備がかからないよう前日までに必要なものを揃え、車に積み込みが可能なものは都度積み込んだ。

そしていよいよ当日となったのだ。