ライトがある方のグリルにエア抜きができるナットがある。

まあ普通は挑戦というほどのものでもないのでしょうが(笑)。

ということで、Dr.も以前同じような症状になったときに、ラジエターのエアを抜いたら直ったというお話しを伺ったので僕も試してみることにした。

理屈としては、ラジエター内にエアが溜+まり、そのエアがセンサーのところに来てしまうと、伝導率の違いにより適正な温度を感知することができず、ファンを回すべき水温になっても回らないというものだ。

またスイッチが入らなかったエアコンも、「寒さは最大値にしてやらないと、この気温じゃコンプレッサーが作動しない恐れがあるよ」ということ。僕はエアコンを入れればどんな状況でもファンスイッチも入ると思っていたのです。うーん、まだまだ勉強が足りない、足りなさ過ぎる~。
というわけで、方法を聞いてから3日目、ようやく車の前に立つことができた。

まずは上部グリルの方をとり、エンジンをかけて水温をあげる。

向かって右側にあるナット(13mm)を緩めると、中にエアが入っていれば、しゅばばばと出てくるそうです。またナットを緩めるときに、どの程度の力でしまっているか覚えておくことだそうです。

エンジンをかけてしばらくすると、水温計の針が上がってきた。よしよしどんどん上がれって、こないだとは全然態度違うじゃん(苦笑)。
水温計の針がほぼ中間にあるLEDランプのところに来たところで、ナットを緩める。

・・・しかし、何も噴出してこなかった。おかしい?俺のシナリオではエアが勢いよく噴出してファンが回ってチャンチャン、なのだが。

あと示されたのはDr.特製のAC対策回路の中にあるヒューズの切れ。
リアにまわってエアコンの装置が入っているボックスを開ける。おー、いろんな回路があるなあって、どのヒューズかわからない。うーん。Dr.に泣きついた。

カクカクシカジカ・・・と説明すると、「もっとずっと(水温が)高いところじゃなきゃダメだよ」と言われた。
うーむ、甘かったか。エンジンを吹かしつつ、水温計の針がぐっと天井に近くなるのを待つ。
そしておもむろにフロントに周ってナットを緩める。するとプシューっという音がしてエアが抜ける音がした。「これか!」。そして、エアが出てこなくなった頃合を見てナットを締める。が、これを締めすぎないこと(緩めるときのトルク感で絞める)。樹脂の部品もあるので割れてしまうそうだ。

運転席に戻って水温計を見ると針が下がっていく。空気が入っていた分に水が周っていくからだろうか。そして、アクセルを煽って再び水温を上げていくと、ブィーン・・・とファンが回る音がした。

「やったあ!」。

ヒューズの方は「(日本語で)何のヒューズか書いてあるからすぐわかるよ」というので、よく確認すると、なるほどテープが貼ってあった。10Aが2つと30Aが1つ、どれも切れてはいなかった。
とりあえずファンが回るようになったのでエンジンを切った。するとゴボゴボと音が聞こえた。「?」今までこんな音なんかしていなかったのに。

リアのリザーバータンクを確認する。Dr.によれば、抜けたエア分だけクーラントが減っているというのだが・・・。今度は慎重に半透明のタンクを注視すると、中はどうもクーラントで一杯??恐る恐るキャップを緩めると、クーラントがダラダラと垂れてきた。

・・・愕然。


今日は家の近く、というほどではないけど、そこそこのところにある江戸たてもの博物館へ。車がヤバイ状態なので公共交通機関でGO。正月のイベントとして餅つきや懐かしい遊びができるというイベントがあって行ったのですが、自分的には好きな場所です。映画「オールウェイズ」のヒットも寄与しているのか、けっこうな人出でした。
そして帰りに、花小金井駅近くで紺メタのT3Westyとすれ違いました。こちらは歩きだったけど。子供がデカイ声で「あ、キャンピングカー!」って叫びましたが、もしこのサイトをご覧になっているようでしたら、彼の親は私です(笑)。

ファントムの岡田メカからもアドバイスをいただいた。
エキスパンションタンクのキャップがバカになっていないか確認して欲しいという。

いつもクーラントを継ぎ足すのは右側のリザーバータンク。左がエクスパンション(メイン)タンクである。

メインタンクからクーラントがあふれてリザーバータンクの空気抜き?穴からも漏れている状態だった。
*メインタンクがクーラントで一杯でも問題ないそうです(Kさん、情報ありがとうございますー)。
いわゆる「吹き返し」と呼ばれる症状だ。

確認方法は、キャップを外してリザーバータンクからホースで繋がっている差し込み口から息を吹き込み、抵抗があれば正常だが、壊れていると抵抗無くエアが抜けるという。
チェックしたところ、きちんと抵抗はあった。

どうしたものかと思っていたら、秋田のKさんからもエア抜きの方法について教えていただきました。ありがとうございます。雪の方はだいじょうぶですか?
うーん、どうもエア抜きのやり方が甘かったようですね(苦笑)。キャップに関しても黒のもの、つまりこれは旧タイプということで交換を勧められました。