コード1本、劣化しても調子悪くなります。でも致命的な調子の悪さにはなりにくいところが、昔の車なんですよね(苦笑)。

昨日(これを書いているのは6月3日です)はまたとんでもないことが起こってしまいました。我がT-3史で初ながら内容は不名誉なことだけど、それはまたいずれ書きます。

それではファントムでの修理劇の続きです。

「いやー、ようやくわかりましたよ」。

前日夜はカヤック仲間と呑んでいたこともあって、翌日曜の到着は昼近くになってしまったが、ファントムガレージにつくなり岡田メカに言われた。朝エンジンをかけてみたら、アイドリングが不調になってくれたという(苦笑)。

エアフロメーターにつながる配線が例によって硬化しており、しかもところどころ中の線が剥き出しになっていたという。「多分、何かのきっかけでショートしていたんじゃないですかねえ」と岡田メカ。特にパーツが必要と言うわけではなく、ラインの交換によりなんとか対応できるだろうとのこと。ここで電気関係のエキスパート、Dr.に伺ってみると、確かに硬化している車もあるが、別になんともない車も多いそうだ。何かのきっかけでオイルやATFがかかったり、長時間高熱にさらされていたりすると劣化するよ、とのことだった。まあいろいろある車なので、硬化のきっかけはかなりありそうである。しかしエンジンルームの温度を下げる対策は早くやりたい。

というわけで、硬化している配線を交換。本当はハーネス全てを交換したいくらいだけど、そんなことをしたら、いったいいくらかかるかわからないしなあ。

そしてもうひとつ。アイドルコントロールバルブを「バナゴン・オリジナル」に交換した。
以前、ワーゲンジエッタのアイドルコントロールバルブも使えるというので、値段もこちらの方が若干安かったこともあってジエッタ用に交換したのだが、その後、ジエッタのバルブにするとアイドリングの落ちが悪い、という情報が各地から寄せられているという。そこでオリジナルに交換というわけだ。