サイクルラックは背面キャリアとして活用する。

土曜日は快晴というのでちょっと出かけたのだが、わずか40kmほどの移動に2時間半(もちろん片道)。これが東京郊外圏。目的地にいる時間より移動の時間の方が長かったりするのだ。その途中、とある街道での渋滞に巻き込まれているとき、向こうから見慣れたフェイスが来たなあと思ったら、なんとエッティンガーWBX-6だった。普通の道で出会ったのは初めてだ。

荷物外置きのためのパーツのひとつ、サイクルラックを手に入れた。

リアゲートの上のへりに金具を引っ掛け、下のへりにやはりL字型の金具をひっかけて、ボルトで締めこんでいくという簡単な構造だ。

メーカーはFiamma。もちろん今後自転車も積むことになるのだろうが、僕はリアのラゲッジラックのベースフレームとして欲しいと思っていた。

T3用のサイクルラックにはポールフェンというメーカーのもあるのだが、鉄製と言うこともあって、まあとにかく重い。使うときのみ取り付けるという使い方をすることになる(そうしないとカーカバーが使えないのである)僕にとっては、このアルミ製の方が具合いがいいのだ。

ふとメインフレームとリアゲートの間のスキマが気になった。随分あるのである。

ここに何か置けないかなあ、と思案。そうだ、脚立が置けるのではないか?

前席のカーゴスペースに荷物を入れたバックを載せるには、僕の背でもどうしても脚立やラダーが必要になる。これが結構収納場所に困るのだ。

車内で子供たちがポップアップ部に上がりたいと言い出しているし、収納性を考慮すると、ハシゴ型も考えたのだが(van caféにあるラダー。また、Oさんからはこんなラダーを教えていただいた:今は売り切れのようです)、カヤックを積むときは脚立が必要になるので、収納性が高い脚立の方がいいかなあ、と思っていたら、近所のDIYのショップでちょうど薄型の脚立を見つけました。しかもラダーの半分のお値段(^^;。ということで、この部分に脚立を積むことにした。

まず脚立がずれないように、自転車を固定するためのバイクブロックというパーツを移動して固定する。本当は2つ欲しかったのだが、今回は時間がないので仕方ない。

脚立の金属とあたる面には傷防止と滑り止めのためにクッション材を貼り付け、固定はパドルを固定するために購入したマストホルダーのベルトを流用する。上下4箇所で厳重に固定した。

そして自転車が載るところには、以前購入したバックを載せるつもりだったのだが(2006年3月30日の日記)、荷物の整理をしてみたところ、これほど大きなバックは必要ないことがわかったので、今回はパタゴニアの「ブラックホールバック」を使うことにした。

結構旧いものではあるが、同社の商品コピーでは相当タフな使用にも耐えるとあるので、多少の雨風くらい問題ないと思っていたのだ…が。