ファントムガレージで並ぶOさんの車と愛機(提供ファントムガレージ)

先ほどアップロードしようとしたら、このブログを開設しているサーバーがダウンしてしまったようでアクセスが出来なくなっていた。トラブル癖がブログにまで移ってしまったのか??
更新したくてもアクセスできないし明日でいいかなあって思っていたら、ある方から「もっと早く更新しましょう」と督促メールをタイミングよく頂いてしまった(笑)。そこでアクセスしてみたら直っていた。というわけで気を取り直して更新である。

エンジンを載せ替えるという方が現れたのだ!

保有している予備エンジンをチューンナップして載せ変えようと思っていたところ、今載せているエンジンから水漏れが始まってしまったため、この予備エンジンのチューンを早々に始めたいという。つまり今載せているエンジンが下ろされるわけで、もし今後使う予定がないのであれば売っていただける可能性があるわけだ。
岡田メカを通じて値段を決めていただいた結果、お譲り頂けることになった。まさに救世主出現とはこのことか。暗闇の中に差し込んだ一条の光であった。本当にありがとうございます!

ちなみに僕の方のエンジンの内燃機屋さんの診断は、プッシュロッド数本傷あり。バルブ関係はほとんど交換、修正の必要があり。バルブリフターは数本当たり面に傷あり。エンジンブロックも修理が必要。ピストンは3本が使用不能。シリンダーにも傷多数・・・などなど。はっきり言って直しても幾ら掛かるか分らないし、確実に直せるかも分からない・・・というものであった。

(O氏のエンジンを譲り受け、OH始まる 写真提供:ファントムガレージ)

Oさんには他の修理でもパーツを分けてもらっており、今回の心臓移植でまさに「兄弟車」となった。色もおんなじガンメタだし。
エンジンを下ろして初期診断をした岡田メカからは「変にいじくられていないので、元気に復活するはずです」という連絡をもらった。

そうそう、僕はこの車に施された「素人修理」をかなり糾弾しているが、自分で整備や改造することそのものを否定しているわけではない。元の車よりも素晴らしい状態にしてしまう人さえいる。僕だってそうした技術をできれば身につけていきたい。
僕が言うのは折れたボルトを接着剤でくっつけるとか、破れたホースにテープを巻いてそのまま使い続けるとか(しかもブレーキホースなんていう重要部品)、常識では考えられない修理をしていることを問題視しているのである。そしてそれを見抜けない、アドヴァイスしてくれない専門店・・・。ショップでのOHも、事この車のこととなると慎重にならざるを得ないこともわかった。

「先にOさんのエンジンを見ますので、時間を頂きたいのですがいいですか?」との連絡。もちろんOK。僕のほうも納期にこだわらないで、じっくりと直してもらうことにした。ただ、既に僕の後にも重大修理を待っている人の行列が出来はじめていたのです・・・(ゴメンなさーい)。

そして当初考えていた予算をはるかにオーバーすることになってはしまったが、(とりあえずこの修理に関しては)家族が了解してくれたことに感謝!なのです。(今年出す本の原稿料で足りるのかな・・・)