これが交換用のアンテナです。

T-3ヴァナゴンのコンソール部には、いろいろな装置やら機器やらが詰まっている(といっても現在の自動車ほどじゃないと思うけど)ので、ここを開けるときには関連するものはすべて一気にやってしまわないとかなり非効率になります。

そこで時計取り付けの前に、メーターカバーを外すついでということで、アンテナを交換することにしました。

このときのアンテナは別に用を成さないわけじゃないんです。

バナゴンを買ったときにはアンテナが縮まりきらなかった上に先っちょも千切れていたので、早々にアフターパーツに交換したアンテナですが、このアンテナ、こいつもまた下まできちっと収縮しないものだったのですね。

最初はそれでもまあ、我慢出来たのですが、カーカバーを買ってからはどうにもいけない。カバーに穴を開けて外に逃がさなければなくなってしまったわけです。しかも穴が段々大きくなるし。

その後、完全に縮まるタイプがあることがわかったので、交換してしまおうということになったのです。旧いアンテナはOさんとブツブツ交換となりました(笑)。

しかしこのアンテナの交換、入り組んでいるところにあって結構たいへんです。

木槌がすべっちゃったりして、たーいへんなのです

まずフロントマスクを外して左のライトユニットを外すことによって、ようやくアンテナをボディにとめているネジに行き当たります。ボディから外した後に、今度は室内に戻り、メーターカバー オーディオユニットの本体からピンジャックを抜き取るわけです。

ふう。←俺がやったんじゃないんですけどネ(笑)。。。

そして新しいアンテナをつけようとしたところ、なんとアンテナ基部のパッキンよりも穴の方が大きく、ガタついてしまうのです。

さあ来ました。予想外の出来事。

…別にネタができたと喜んでいるわけじゃありませんよ、念のため。

また前のオーナーかサービス工場か。アンテナがはまっていたところの穴の周りの板が波打っているのです。多分外側から無理矢理ひっこぬこうとしたんじゃないかということ。そしてアフターパーツのフットとなるゴム部分が、前のパーツに比べて小さいために、波打っているところを隠しきれないのです。

うーん、困った、というわけで板金やることになりました。
しかしこれが小さいところだし、結構硬い(ヴァナゴンのボディは堅牢そのものなのです)。四苦八苦してようやくアンテナをつけることが出来たのです。
このアンテナ、一番下まで引っ込めてしまうと、マイナスドライバーのようなものでアンテナの先をひっかけて、アタマを少し出してやらないと持ち上げられないのです。ちょっと(かなり)不便ですが、まあそれは一番下まで下げなければいいし、カバーをかけるときや、フロントのカーゴスペースに荷物を載せるときにひっかけて折らないように気を使うことを考えると、こちらの方が安心は安心。