遅い朝を迎えると、出発の準備をしてエンジンをかける。長距離を乗った翌日は、今ひとつかかりが遅い。といっても問題となるほどではないのだが。
まあ下道で行けば交野市まで2時間くらいであろうか。     
地図を見つつ、店の付近まできたのだが最終的にはやはり迷った(笑)。

かなり狭い小道を曲がると果たして見覚えのあるT3が止まっている。ドンつきになった小道でわかりにくいが、1回覚えてしまえば迷うことはないだろう。
代表でありメカニックの岡田氏が紹介され、早速簡単に点検をしてもらう。「エンジンの音は問題あるようには思えませんでしたよ」とのこと。ATFの微減については、オイルパンからのにじみであれば問題ないが、エンジンとの接続部だと一旦エンジン・ミッションを下ろすことになるという。そうならないことを祈りつつ、フューエル系がきちんと見てもらうことにした。火災が起きたらえらいことだからだ。

交換と点検をお願いしたのは以下の通り。
例によって予算が決められているので、走行に支障が出るもの以外はできる限りアドバイスとしてもらうことにした。

●交換
ブレーキ関係:フロント・リア・マスターシリンダを含む全交換
ミッション関係:ガスケット・フィルタ交換、ATF交換
デフ関係:ガスケット交換、オイル交換
エアフロメータ:交換、燃料調整

●点検
フューエルライン:フューエルポンプ、フィルタ、ホース
パワステライン:ポンプ、ライン\n冷却水ライン:ポンプ、ライン、各部ジョイント
電装:コイル、デスビ等。

交野駅まで送ってもらうときに、メカである岡田氏の略歴をちらりと聞く。
元はキーウェストというキャンピングカー輸入の会社に勤め、メカをしていたという。その後店はたたむことになったが、そこで買ったオーナーたちから開業を勧められてかの地に店を構え、現在で8年ほどになるという。今もT4乗りの人たちの間では頼られているメカニックだ。