今日は今年初めて蝉の声を聞いた。ニイニイゼミであったことにホッとする。このセミは関東においては真っ先に鳴き始めるセミだ。しかし、そういえば都心ではアブラゼミの鳴き声を聞いたとニュースでやっていたっけ。やはり鳴き始めの順番が狂っているようである。しかし多摩地区はなんとか正常か。
GW前半の三重県は紀伊長島での取材を終えてファントムガレージ入りした。いつもであれば、名神高速の京都あたりから国道一号で北からのアプローチとなるのだが、今回は紀伊長島からのアプローチとなるので、名阪国道よりもさらに南に位置する伊勢本街道で大阪圏に入り、法隆寺の脇を抜けて国道168号を北上するコースをとった。自然が多く走りやすい道なのだが、伊勢から大阪までは意外と距離があるんだなあ、と実感。ただすいているので時間的にはさほどかかっていない。
到着して早速修理に入る。例によってたくさんのメニューをこなさなくてはならないのである。ふう。(というのはメカさんのセリフだ!)
さて、まずはクーラントパイプの交換である。
OHのときに部品が間に合わなかったものだ。バリバリ鉄製のこのパイプは、多くの場合サビにやられてしまう。
外側だけを修理しても内側から錆びれば、それが剥がれて他の部分でつまりを起こす。つまり血栓と同じである。早く交換の必要があった部品なのだ。
冷却水に触れているところの錆を防ぐための化学製品も売られているが、クーラント全量を定期的(例えば車検毎)に交換し、一定の間隔でエンジンをかけてクーラントを回してやれば、そんなにひどくなることはないという。
この部品の交換で、かなりクーラントが漏れたので補充する。
そしてお次は、アイドル・コントロール・バルブの交換である。