もう年末進行とやらだそうで、早々に原稿をあげて欲しいと言う要請が来た。これから取材に行くのが2本。取材済みで画像データから何から耳を揃えて原稿を提出しなければいけないのが2本。そして企画書が3本。まったく趣味のclub-T3は本来後回しにすべきなんでしょうが、書いてしまうのです(笑)。
今週末から11月末の週末まで我がT3ヴァナゴンはフル運用。どちらが早くネをあげるだろう。
燃費計算は車の調子を知る上でもっとも簡単で重要な目安となる。
僕もガソリンを満タンにするたびにトリップメーターを0にリセットして、給油量から燃費を計算している。
あるとき燃費を計算したら、なんと4km/L台に落ちているではないか。長時間にわたって渋滞にはまったわけではないので明らかに異常値である。しかしエンジンはいたって快調。念のためフューエルラインも目視できる限り見てみたが、とくに漏れは見当たらない。うーむ、もう一回計って同じような数値だったら岡田メカに相談してみよう。
なんて思ったのだが、しばらく走ってみてトリップメーターに目をやると…。
ん?まだ0km??
信号で止まったときにリセットボタンを慎重に押し込んでリセットをかけ、再び走りだす。
チラチラとメーターに視線を落としてみても数字は回らない。その上にあるオドメーターもしかり。要はメーターの故障だったのだ。
計器上は時が止まったことになってしまった。燃費が異常値を示したのも、どうも途中でメーターが止まってしまったからのようだ。
うーん、「まったく問題無し!」という状態は一ヶ月と続かない…。
岡田メカによると、このトリップメーターとオドメーターの故障はよくあるそうで(またまたドイツ製機器へのイメージ崩れる)、多分プラスチックギヤが外れているか、ギアが欠けてしまっているのだろうという。ギアが欠けていたら専門医(計器屋)さん行きだそうだ。走行そのものには関係ないというので、とりあえず次の修理・改造まではそのままにすることにした。
ただ残念なのは、走行距離が加算されないことだ。
走行距離が少ないほうがいいなんていうのは、リセールバリューを考えればのこと。僕はこのT3ヴァナゴンのリセールは未だ考えておらず、走行距離は勲章だと思っているので、その分加算されないのはなんとももったいないと思っている。
故障した時点で98,000mileを超えていたのだが、10万マイルへのトリップはちょっと先になりそうである。