先日、アドヴェンチャーレース用に貸していたタンデム・シーカヤックを、そのチームのメンバーが返しにやって来た。
外でガタガタやっていると、寝たはずの息子が飛び出して来た。「おとーさーん、今日はなんのワーゲン?」
いつもはポルシェのエンジンに換装したヴァナゴンがボロボロと低い音を響かせながらやってくるので、それが来たと思っていたらしい。「今日はゴルフのワゴンだよ」と言うと、赤い可愛らしいゴルフ・ワゴンであったのだが、「なんだ、フツーのワーゲンか」とのたまってくれた(Wさんごめんなさいね、あんなにキレイな車なのに)。
普通じゃないワーゲンばかり見てきたので、どうも基準がズレているようだ。オトーさんとしては嬉しくもあるのだが。しかし、たまに「また故障しないかなあ」などと無邪気に言う。なぜかと聞くと「直している間、違う車に乗れるから」だと。うーん、ようやく代車に乗らなくて済むようになったというのに(悲)。
さて、大阪に行ったっきりなかなか進まない本ブログ。こんな調子なら当然か。
さて次ぎはモスキートネットの話しである。
ウェスティのリアゲートにはモスキートネットがオプションでついているのだが(シートの奥に隠れていたので、しばらくはそんなオプションがあるとは知らなかった)、サイドドアにもこれが欲しかった。リアだけ開けても空気は流れないからである。
前回の海外オーダーでcaféの在庫に見つけたので発注し、手に入れてはいたのだが、もうシーズンは過ぎてしまったので時間ができたらつけようと思っていた。
岡田メカが違う車を直しているときに、自分でつけてみることにする。
ネット側とボディ側を留めるスナップについて、ボディの方は自分でつけるのはまあ当然として、ネットの方を見ると何もついていないのっぺらぼうである。転落防止ネットと同じだ(2005年8月19日の記事)。「これって(網の方にも)スナップを自分でつけるんですかねえ」と岡田メカにたずねると、「え?ついてないの?」という返事。現物を確かめると「うーん、最近のはついていないのかなあ」。キーウェストでWestyを扱っていた時代は、予めスナップはついてきたそうである。ただ、その分かなり安いと思うということだそうだ。まあどうせ位置決めしながらやらなくてはいけないと思っていたので、いいんだけど。
岡田メカのファントム号にはサイドモスキートネットは標準装備されている。スナップの位置を参考にさせていただく。
説明書は「スナップのつけ方」しかなかった。すべて現物合わせでやっていけということなのかなあ。
スナップのオス型はタッピングで留めていく。架装された樹脂や木製のところはいいのだが、金属製のボディに直接ネジ止めされている場所がいくつかあった。うーん、ボディ直はできれば避けたいなあ、と思案していたのだが、上部はスナップで留まっていることもあり、サイドはベロクロ(いわゆるマジックテープ)で留めてみることにした。考えてみれば、スナップと違ってスナップとスナップの間の隙間はできないので、虫対策の方にはこちらの方が効きそうである。あとは実際に使用してみて、不都合があれば修正していくことにしよう。
ということで、またまた一部に我流が入ってしまったが、なんとか完成。フロントドアには1ボックス用のネットをかぶせることによって全扉とも網戸化するのだ。