「空冷」の祭典?、Flash Bugs Meeting。「水冷」ニュービートルは入れても、同じBug(フラット4)なのに、同じ会場には入れさせてもらえない我が「水冷」T3ヴァナゴン。「空冷」T-3はどうなるんでしょう?
四国一周での燃費は、リッターあたりだいたい7km~8kmと思ったほど伸びなかった。山道や狭い道が多いということもあるが、そうしたところでアクセルを踏むとスベる感じがどうも消えない。
岡田メカもATのスベリは感じており、燃費の悪さもそこにあるのではないかということ。(ちなみに都内走行だといきなりリッターあたり6km台に落ち込みます。ことさらかようにアイドリング時はバカ食いのT3ヴァナゴンでした)
これを完治させるにはミッションを新品に載せ替えるかオーバーホールするかしかないのだろうが、FさんからATF添加剤を入れることにより、そこそこ改善したというお話しを伺った(2006年5月10日の日記)。
今ミッションをOHしている方の状況をうかがったが、このT3ヴァナゴンのミッションをOHできるという人は、スキルの面でなかなか見つからないそうである。だましだましでもなんとか乗っていくしかない。(ヴァンゴンのミッション?任せてよ。というお店がありましたらご連絡ください)
その添加剤はWAKOSの「スキルAT」である。
スキルAT。一本8,400円(税込)也。
WAKOSの製品はいわゆる特約店でしか販売していない。通常なら探すのが大変なのであるが、Motulのオイルを買った黄色い看板青い文字の量販店で扱っていることを知っていたので、在庫を確認すると「1本だけ」残っているという。丁度期末の割引券が来ていたこともあり買いに行った。するとポップがついている1本がATFコーナーの端に置いてあるだけだった。
入れ方を確認すると、につき1本ということであった。うーむ、やっぱ正確に量った方がいいのかなあ、と思って岡田メカに聞いてみると「1本全部でいいんじゃない?」という簡潔な返事が返ってきた(笑)。
ということで、すぐに入れようと思っていたのだが、時間に追われて車を出したり雨の中を走ることが続いたため、なかなか入れるチャンスがなかった。
4月の上旬、伊豆半島の取材に出たとき、ようやくいいチャンスがあったので、道路脇の駐車スペースに車を入れて、荷物を降ろし(これがこの車のメンテの面倒なところでもあるのだが)、ATFをチェックする。
スキルAT1本分のATFを抜くということだったが、ATFそのものがアンダーラインに近かったので(前回交換したとき=2006年3月2日の日記=から減ったわけではなく、もともと少なめにしていたのだ)、そのまま入れた。
結果はどうか??
入れた直後はあまり変わらないなー、という感じだったが、翌週乗ったときにはシフトアップのときの無風ポイントも短く、シフトショックも大分軽くなったように感じた。未だシフトダウンのときのガコン・ガコンというショックはときどき起きているが、まったく効果がなかったというわけではない。
燃費に関しては、このところ渋滞になるところばかり走っているのでなんとも言えない。体感でしか語る術はないので効果のほどを数値化することは難しいのだが、もう少し走りこめば、また何かお話しできることも出来るだろう。